部下が遅刻!嫌な上司にならない部下の叱り方を伝授

目次

ビジネスマンも30代にもなると、仕事も一通りのことが分かり、部下を持つようにもなります。
そして、仕事を成功させる上で、この部下と上手くコミュニケーションを取る事がとても大切になってきます。

そんな部下が遅刻をして来たリ、遅刻の常習犯であれば…
あなたはどうしますか?

実は叱り方にも色々な方法があり、特に「嫌な上司にならない部下の叱り方」というものがあるのです。


部下はなぜ遅刻するのか?


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さて、部下が遅刻をするのにはいくつかの理由が考えられます。
まず「そもそも時間にルーズな性格である」と言う理由です。
この場合、根本的な意識が低く「時間は有限である」とか「時は金なり」と言ったことに表されている様な「時間の大切さ」を理解できていないことが大きな要因と言えます。

また、「ストレスや仕事の疲れが原因になっている」と言う場合もあり得ます。
特に新入社員などはこうした理由で遅刻をしてしまうことがあり、自分ではしないような努力をしているにもかかわらず不本意ながらしてしまうというものです。
もしくは、深層心理として「仕事に行きたくない」と感じている為、表面上の意思とは関係なく体が拒否反応を起こしてしまう場合も考えられます。

よく「遅刻をするのは意識が低いからだ」と言う人がいますが、そういった考えは偏ったものであるという事をまずは理解し、病的な理由をも考慮して原因を解決する、もしくは対応策を検討するという事が必要です。

まず上司としては「部下はなぜ遅刻するのか?」を良く見極めることが大切なのです。




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遅刻する部下の叱り方


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部下を叱る際、「上手な叱り方」をしないと状況が悪化してしまう可能性があります。
特に、前項で最後に紹介している様な「気持ちが足りない」と言った感覚の叱り方の場合、本人が本当に苦しんでいるところに追い打ちをかける結果となるので、状況の悪化や最悪の場合は退職してしまうと言ったことも起こり得ます。

そこで上手な部下の叱り方として、結果だけを一方的に責めたり否定するのではなく、「根本的な原因を解決する」という事を主にして考えることが重要です。

そのためには部下の叱り方を「遅刻の原因を明らかにする」、遅刻の原因を解決する手段を「一緒になって考える」、遅刻に対する「負担を押し付けない」と言ったを意識していくと、部下からの信用を獲得することにも大きく貢献してくれます。

間違っても「遅刻したことで自分が不利益を被った。一体どうしてくれるのか。責任を取れ」などと言う対応をしてしまわない様、まずは自分自身のコーチングスキルなどを磨くことが大切です。

部下と一緒に「なぜ遅刻をしてしまうのか?一緒に解決しよう」というスタンスが叱り方の中でも大切な考え方なのです。




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まとめ


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起こってしまったことに対してどうこう言うよりも、「ならどうすれば良いのか」と言う視点で問題を見据えることが大切です。
誰もがしたくてしている訳ではありませんし、してしまったことに対して責任やストレスを感じているという事を尊重した対応をすることが必要になります。

遅刻をしたことを他人のせいにしたり、明らかに責任転嫁しているという状況であれば「それは間違った考え方、行動である」という事を諭すことは必要ですが、頭ごなしに叱ってしまうのではなく「理解してもらえるようなプロセス」で相手に伝えることが重要なポイントです。

どうしてそのような結果になったのか、どうすれば回避することが可能なのか?…
その為にはどうすればいいのか?…
と言う事を順序良く考えさせ、「指導するのではなく提案させる」と言う流れで取り組んでいくと、部下が余計なストレスやプレッシャーを感じる事も少なくなり、状況の改善にも大きな効果が出ることが期待できます。

部下を持ったデキるビジネスマンに必要なスキルと言えるでしょう。

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