「寿がきや」の即席麺に虫混入…なんでそんな事が起こるの?
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愛知県豊明市に本社を置く「寿がきや食品株式会社」の袋入り即席麺の一部に虫が混入した疑いがことが報道されました。
販売商品の「5食入本店の味メンマしょうゆ味」にて、協力会社が作った具材入りの袋に虫(ゴキブリ)が入っていたことが発覚し、約3万6000パックを自主回収することを発表しています。

この時期になると、毎年このような食品問題が起きているような気がします…
独身サラリーマン・ビジネスマンの味方である即席麺や冷凍食品に、このような問題が起こるのは一大事です。

そこで、なぜこのような食品問題が起こるのか?を考えてみましょう。
エッジの効いたビジネスマンであれば、毎日の仕事に活かせるヒントに気付くはずです。


過去の異物混入による食品問題


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今回の「寿がきや」の即席麺の他にも、これまで異物混入による食品問題がありました。

たとえば2014年12月にはまるか食品株式会社の製品である「ぺヤング焼きそば」にゴキブリのような異物が混入されていると話題になりました。
発端はぺヤング焼きそばを購入した人物が、「ペヤングからゴキブリ出てきた」というメッセージをツイッターに画像付きで投稿したことに始まります。

当初、まるか食品株式会社では「製造過程で虫が混入するなどあり得ない」、「虫が混入したという苦情も初めて」と発表していましたが、実は過去にも同様の苦情や意見が寄せられていることが発覚し、対象商品4万6000個の自主回収を発表しています。
その後まるか食品では全ての工場の生産自粛・全商品の販売休止に至りました。

また同年12月には日清食品株式会社が販売する冷凍パスタ商品「スパ王」に、虫(ゴキブリと推定)の一部分が混入していたことが発覚し、静岡工場の生産ラインで作られた対象商品74万6000食の回収を発表しました。

こちらも消費者から計3件の指摘があり日清食品が調べたところ、いずれも静岡工場の生産ラインで作られた冷凍食品「日清スパ王プレミアム ブロッコリーの入った海老のトマトクリーム」、「日清もちっと生パスタ 焼鮭とブロッコリーの濃厚クリームソース」、「日清もちっと生パスタ ベーコンとブロッコリーのカルボナーラ」だったことが明らかになりました。

また悪質なものとしては2013年12月に発覚したアクリフーズ農薬混入事件です。
これはアクリフーズ(現・マルハニチロ)の群馬工場製造ラインで作った冷凍食品に、農薬のマラチオン(有機リン・有機硫黄系殺虫剤の一種)が混入された事件です。

農薬を混入したのは何と群馬工場製造ラインで従事する契約社員の男で、男は懲役3年6ヶ月の有罪判決に加えて、1億円の損害賠償を支払う義務が課せられました。

さて、ここ最近だけでも寿がき以外だけでなく、即席麺や冷凍食品の異物混入問題が毎年のように発生しているのです。




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なぜ異物混入による食品問題が起きるのか?


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では、今回の寿がきやの即席麺に虫混入事件のように、なぜこのような事が起こるのか?…
実はこれだけ安全性が問われ、そのための技術やノウハウが蓄積されているはずの日本において、異物混入による苦情件数が増加傾向にあると言われています。

もちろん、これはSNSなどが広まり、これまで取り上げられなかった小さな意見や情報でも、世界中の人に知らせることができるツールが増えてことも一因です。
これはペヤングの事件がツイッターから発覚したことからも分かります。

しかし最大の原因は企業や工場の管理体制でしょう。
特に「絶対に異物を混入させない」ことは当然ですが、もし万が一にでも虫などの異物が混入してしまった場合に、「すぐにどのような対応を取るのか?」によって、明暗が別れるのです。

例えば過去の異物混入事件を振り返っても分かるように、消費者から「何か異物のようなものが入っていた…」というクレームや意見があったとしても、その事を軽視してしまう点が挙げられます。
確かに何十万・何百万食品を扱う工場において、一人二人の意見で生産ラインを止める訳にもいきませんし、もっと言えばその人たちの勘違いや言いがかりだという可能性もあります。

そのため、どうしても一人二人の消費者の意見では生産ラインを止めず、意見やクレームが入った消費者だけに対応(商品券や慰謝料など)するという手段を取ってしまいます。
このような対策が当然問題解決には至らず、結果的に企業のイメージや売上を落とす大きな問題に発展してしまうのです。




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寿がきやの異物混入事件から学べること


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異物混入事件は問題を発生させないことが一番大切です。
しかし、もし発生してしまった場合に、どのような対策を講じるか?で結果が大きく変わってくるのです。

これは日夜働くサラリーマンやビジネスマンにも同じことが言えます。
仕事での失敗は必ず起こります。
それが自分のミスなのか他人のミスなのかはさて置き、次に失敗をしないためにどうすれば良いか?を検討しなければなりません。

問題や失敗が起きた原因は何だったのか?…
この点を明確にし、では次に問題や失敗を起こさないためにはどうすれば良いのか?
しっかりとしたプランを組み立ていく必要があるのです。

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