「職場の同僚」に遠慮し過ぎる人は仕事ができない!?
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日本語の中には「水くさい」という言葉がありますが、今の職場環境はどうも水くさい人間関係が少なくないようです。
たとえば、同僚などにちょっと何かことづけるときでもスマホ(SNS)やメールを使う…

「ひと声かければいいじゃないか、すぐそこにいるだろ?」と思ってしまうことも多いでしょうが、「集中を妨げてはいけないと思って…」などというのであれば仕方のない部分もありますが…
しかし上司に対してならわかりますが、最近では同僚に対してまで遠慮する人が増えてきたなと感じることもあります。

遠慮とはどういうことかといえば、早い話が他人行儀…
本音で話さないという関係なのです。

人生はもちつもたれつ…
仕事ももちつもたれつなのです。




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そもそもチームというのはそれができるようにつくられた仕組みですが、それがまったく機能していないわけです。
最近は、どうもアメリカ流の仕事のやり方が幅をきかせてきたのか、「ジョブ·ディスクリプション」という考え方が蔓延しているようです。

ジョブ·ディスクリプションとは自分の仕事の内容や範囲を明確に決めて、「そこから一歩も出ない」、「他人の仕事には手を出さない」、「手を出してはいけない」など、当然「自分の仕事も他人から介入されない」という考え方です。

どうしてアメリカでこんなやり方が定着したかといえば、不景気のときにワークシェアリングが盛んになったからです。
失業を減らすために、ここからここまではあなたの仕事、ここからここまでは私の仕事、お互いに縄張りを侵すことはやめましょうと決めたのです。

しかし、これまで日本ではこのジョブ·ディスクリプションという習慣はほとんどありませんでした。
忙しいときはお互いに仕事をやりくりします。

「これは私の担当ではありません」などと答えようものなら、「お役所仕事で融通がきかない」、「セクショナリズムもいい加減にしろ」と非難されるべきものでした。
文化の違いといってしまえばそれまでですが、忙しいときは一致団結するという日本型仕事法のほうがはるかに効率的ですし、従業員にとって、ずっと健康的だと思います。

他の人の仕事を経験すればその苦労が共感できます。
お互いの仕事を体験してきたからこそ仕事の幅を広げられ、そのおかげで東日本大震災の後も、何とか乗り越えることができた企業も多いはずです。

ですから、デスクをパーティションで区切ってプライベートを侵さない…
というオフィスなど、生産性があるように見えてその実、ろくな仕事をしていないことが多いのです。

チーム力をパワーアップしたり、チームの風通しをよくしたり、仕事の進め方を改善したりするには、プライベートなど頓着する必要はありません。
仕事はそもそも人であれこれ考えても効果はありません。

皆が集まってチーム力を発揮した方がずっと生産的なのです。
日産自動車のカルロス·ゴーンは着任すると、すぐに部門横断的な組織、すなわちクロス·ファンクショナル·チームをつくりました。

この仕組みは、「これは!」という中堅社員を集めて、彼らが温めていた提案、アイデアを吸い上げ、それを経営改善策として活用したのです。
すぐにできること、すぐにやるべきこと、時間をかければできること、時間をかけてもやるべきこと、というように分類して集約したわけです。

ですので同僚に遠慮する必要はありません。
困ったら聞けばいいのです。
困ったら手伝ってもらえばいいのです。

もっと横のつながりを大事にして欲しいと思います。
職場の人間は無条件に「仲間」なのです。
「敵」は外にいるのですから。

そして同僚というのは、やはり共感できる部分も大きいので、いざというきは強力な味方になってくれます。
職人の世界には「盗んで覚えろ」という言葉がいまでも生きていますが、ビジネスの世界でこんなことをしていたら、生産性は上がりません。

わからなければ遠慮なく聞く遠慮なく教えてもらう…
という姿勢で仕事をしましょう。
そうして能力を底上げしてもらわなければ、会社は困るのですから。

ですので「横のつながり」は大事にしておいて損はない…
「職場の同僚」に遠慮し過ぎる人はないのです。

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この記事の著者

mensedgeMEN’S EDGE編集部

MEN’S EDGE(メンズエッジ)は、「仕事や恋愛で他人と少しでも“差(エッジ)”をつけたい!」と考えるビジネスマンを全力で応援するメディアです。

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