バリューポートフォリオによる戦略分析で株主と経営者の視点を持つ
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ビジネスマンの中には株式投資をしている人もいるでしょう。
その際に投資している側の考え方と、いざ働いている人の考え方には違いがあることがわかります。

そこで経営者として株主の両方の視点から事業を評価したいとき…
また投資側として立場から、事業のリストラを念頭に選択と集中をして欲しいとき…

こんな時にはバリューポートフォリオによる戦略分析が有効と言えるでしょう。




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バリューポートフォリオとは?


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バリューポートフォリオは、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)などと同じく、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が考案したフレームワークのことを言います。
企業を所有する株主視点と、会社や事業を運営する経営者視点の両面から、経営資源をどの事業に投下すべきかを分析するのが目的です。

株主の視点は、投資がどれだけ利益を生み出したかを示すROI(=Return On Investment:資本効率)の高さです。
一方で、企業を運営する経営陣は「会社のあるべき姿」を考えており、売上や純利益の高さを重視しつつ、会社の将来や発展性につながる事業を育成しようとします。

また、利益率は高いものの自社のカラーに合わない事業や、従業員の士気低下につながりかねない事業は売却や停止を検討するといった「会社のビジョンとの整合性」を重視する面もあります。
その結果、株主視点との違いが出てくるのです。

この2つの視点(ROIと会社のビジョンとの整合性)を縦横の軸として、各事業を位置付けして評価するのがバリューポートフォリオです。
この縦横の軸に加え、各事業に投下した資本額を円の大きさで表します。

2つの視点の高低で分けられた4つの領域は、それぞれ本命事業、変革事業、機会事業、見切り事業と呼ばれ、事業の位置付けから明確に分類できます。
特に見切り事業を見極めるのに有効なのです。

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バリューポートフォリオを活用した戦略分析では、たとえば自社内の事業を投資面と会社のビジョン面から評価できたり、主に事業再構築(リストラ)を考える際に使用されることが多いのです。

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