偶然聞いてしまった機密情報を漏洩した場合も罪に問われる?
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不正としてではなく、偶然、他社の機密情報を聞いてしまった!

これはかなり良い情報だぞ。
これはぜひ取引先に話したい・・・・。
でも決して不正で手に入れた情報じゃないにしても、バレた場合は罪に問われるのかな?

今回は不正入手ではなく、他社の機密情報を入手し、その情報を漏らしてしまった場合は一体どうなるのか、についてお話しします。




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偶然聞いてしまった機密情報を漏洩してしまった場合も罪に問われるの?


偶然知った情報を取引先に話してしまう・・・・。
営業職の人ならば、日常茶飯事のことでしょう。
もしもそれが機密情報だった場合はどうなるのでしょうか。

たとえば、コカ·コーラの製法は、同社の伝統的な最高機密であり、絶対に外へ漏らしたくないがために、製法の特許すら取らなかったという都市伝説も聞かれるほど。

経済活動が複雑で大規模になるにつれ、企業秘密は、社の存亡すら左右する存在になっています。

他人の管理する情報でも、奪うことが窃盗罪には問われるわけではないのが原則。
情報には形がなく、「盗む」という概念に合わないからです。

それに、いったん他人に伝われば、元に戻すことはほぼ不可能となります。

よって、一般的な情報は、社会全体で共有するのが本来のあり方だとされているのです。

しかし、不正競争防止法は例外的に、企業の「営業秘密」を不正な目的や不正な方法で外部へ持ち出すことを固く禁じています。
営業秘密に関しては、特別扱いすることが経済社会のためになると考えられているのです。

とはいえ、営業秘密が他人同士の日常会話にのぼって、それを偶然聞いてしまったのなら「不正競争の目的」も「不正な方法」もないわけですから、取り締まりを受ける筋合いはありません。

ある会社の株価が急激に上がったりするような重要な経済活動で、まだ世間で知られていない事実(インサイダー情報)も同様です。
その会社の従業員や役員ならNGですが、他社のインサイダー情報をたまたま耳にして、それをもとに株を買いあさって大儲けしたとしても、法的な責任は負いません。

機密を知った人より、機密を知られた立場のほうが、厳しい非難を受けるでしょう。

この記事の著者

mensedgeMEN’S EDGE編集部

MEN’S EDGE(メンズエッジ)は、「仕事や恋愛で他人と少しでも“差(エッジ)”をつけたい!」と考えるビジネスマンを全力で応援するメディアです。

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