人生においてお金はそんなに価値があるものなのか?

この世は金次第…
そんな言葉を聞いて、「そうだな…」と感じる人も多いのではないでしょうか。

そもそもお金とはいったいどんなものなのか?…
よく聞かれる問いですね。
仕事について考えるとき、「お金の話は切つても切れない」と考えている人も多いでしょう。

あなたはお金が大事ですか?…
そう問われれば、きっと「大事だ(価値があるもの)」と答えるでしょう。

では、なぜお金は大事なのでしょうか?…
なかなか難しい問題です。
果たして、お金とは何なのでしょうか。

今は「お金がなければ生きていけない」というくらいの世の中になっていますが、長い歴史を紐とけば、お金というのは、つい最近生まれたものに過ぎません。
人類の歴史は何十万年も続いていますが、お金が登場したのはせいぜい2,3000年前…
言ってしまえば、つい最近のことです。

物々交換をしていた時代に、もう少し便利にやりとりしようと思い、作られたもの…
それが、お金の起源です。
その大前提を忘れないでください。




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私たちが何かについて考えるとき、「ものの価値」を正確にとらえることが肝心です。
これはお金も同じ…
お金というのは交換の利便性を高めたもので、お金そのものに価値があるわけではありません。

もっと言えば、物事に数字を当てはめたもの…
それがお金です。
価値があるのは「物事」の方で、決して「数字」ではありません。

こんなことをいうと、「そんなことは誰でも知っている」、「わざわざ言われるほどのことじゃない」という人が大勢います。
確かに、頭では理解しているでしょう。
しかし仕事について考えるとき、あなたは本当にその大前提を理解しているでしょうか。

何かの事業を興すとき「これはお金になりそうだ」と考えたりはしませんか?
就職先を決めるとき、「ここは給料が高いから」と、優先順位を高くすることはありませんか?
これらはあきらかに、「ものの価値」より「お金の価値」を優先している証拠です。

本来、お金というのは「誰かの役に立つ仕事」をして、その「ありがとう」の代わりに発生しているものです。
あなたが「どんな事業をしようか」、「どんな仕事に就こうか」を考える際は、「どうしたら自分の力が相手のためになるか」を考えることが第一なのです。

その結果として、わずかばかりのお金がついてくるかもしれない…
お金とはそういう位置づけにあるものです。

「儲かりそうだから」、「給料が高いから」という発想に冒されている人は、やはり「お金の価値や意味」を本質的には理解できていないと言えます。
お金の価値や意味を忘れて、お金に振りまわされてはいけません。

お金には便利な面もありますが、それが「価値のすべて」になってしまったら、それはとんでもない間違いです。
お金に支配されないためにも、私たちは「お金の本当の価値」を正しく理解するベきなのです。

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