ダイオキシンの毒性や有害って話は嘘デタラメって本当?!

「ダイオキシン」と聞くとどんなイメージがありますか?
ダイオキシンは塩素を含む物質の不完全燃焼や、薬品類の合成の際に生まれる物質のことですが、何よりも毒性があったり、有害だというイメージが強いのではないでしょうか。

ここでは、そんなっダイオキシンの毒性や有害って話は嘘デタラメだと言われている理由をお話したいと思います。




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ダイオキシンの毒性や有害って話は嘘デタラメって本当?!


ダイオキシンの生物への影響がわかってきたのは1970年代のことです。
ベトナム戦争で使用された「枯れ葉剤」の成分であったダイオキシンがマウスやラットなどの動物実験で非常に強い毒性を示すという実験結果が出たのです。
この結果に基づいて日本では90年代の終わりからダイオシン規制を始めたのです。

これは学問的に現時点では明確にわかっていないので予防的に規制するという「予防原則の規定」からのものであり、わからないことについては大事をとっておいて厳しめの数値で規制しておくとした姿勢は、当時としては間違っていなかったのです。
その後ダイオキシンの研究が進むと、ダイオキシンは塩分のあるところで有機物を300℃から500℃で燃焼させると合成されるということがわかりました。

これを身近な例で示すと、囲炉裏端(いろりばた)で塩を振った魚を焼いたりすると必ず発生するということになります。
これは昔からやっていたことなので、毒性についても実験を何度も繰り返していくうちに、それほど毒性が強くないということが判明したのです。

東京大学の和田攻名誉教授も「少なくとも人は、モルモットのようなダイオキシン感受性動物ではない。また現状の環境中ダイオキシン発生状況からみて、一般の人々にダイオキシンによる健康被害が発生する可能性は、サリン事件のような特殊な場合を除いてほとんどないと考えられる」と2001年に論文で発表し、その後この論文が否定されることもなく、ダイオキシン被害による患者も出ていないのです。

かつて日本で起きた公害問題でも、亜硫酸ガスがぜんそくの原因である…
というのは、水銀が脳神経を冒すなどの事実は後でわかったことです。

公害物質と人体との因果関係が事実として確定するには時間がかかるもので、その間も患者が出る危険性があることから、ダイオキシンを早期に規制した判断は正しいものといえるでしょう。
しかし研究が進んで毒性が極めて低いことが判明したのにそれを公にしないことは釈然としません。

現に世間一般の人々はダイオキシンは今でも「史上最強の毒物」だと信じている人が多く、その規制は依然として残っています。
学問的に証明されたものに、なぜいつまでも規制がかけ続けられているのかというと、ダイオキシンが史上最強の毒物であることによって潤っている人たちがいるからなのです。

ダイオキシンには年間約1800億円の利権があるといわれています。
まずダイオキシンは猛毒だということをデッチあげます…
そうなると規制運動をするための天下り機関や新たな団体ができるのです。

そしてダイオキシンは規制すべきだという建前ができてしまえば、ダイオキシンの生成を防止するための焼却施設が建設されたり、ダイオキシンの測定をする業者が儲かったりするといった構図ができ上がります。

危険性が低いと学問的に判明したあとでも規制が延々と続いている物質は、詳しく調査してみると大概、関係する業者や取り締まる団体などに利権があるもの…
こうして悪者に仕立てあげられたものは、濡れ衣を着せられ、誤解も解かれぬままに延々と悪者扱いされ続けるのです。
それも無駄な費用をかけて…

これからの問題はまず「史上最強の毒物」と煽り立てたマスコミに「私たちは早とちりをして間違った報道をしていました」という訂正報道と毒性についての正しい情報を発信させなくてはなりません。
政府広報も同じです。

また、作ってしまった規制の法律についても、全面的に解除することまでする必要はないと思われるし現実的でもないが、せめてこの程度注意しておけばよいという程度の法律改正だけはするべきでしょう。
そうしてこそ正しい予防措置となり得るのです。

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