上司が年休をずらすように指示…これって違法じゃないの?!
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あなたの会社ではこんなことがありませんか?
前から決めていた夏休みの日程…
3ヶ月も前から上司にも言っていたのに、「急な仕事が入ったからやっぱり年休をずらしてくれ!」と言われた。

あなたはどうしますか?
そもそも、こんな話は通用するのでしょうか?

ひどい話ですが、実際にはよくあるかもしれないケースです。
年休というのは、「この日に休みます」と事前に指定して会社に届け出ていれば、労働者が一方的に休みを取る日を決めることができます。これを「時季指定権」といいます。

実際には休暇届に上司のはんこ(承認)をもらって…
という手続きを取っている会社も多いと思いますが、実はこれは法的に必要ないのです。

ただし、会社はその日は「事業の正常な運営を妨げる」という正当な理由がある場合に限って、社員に休みの時季をずらしてもらうことができます。
これを「時季変更権」といいます(労基法39条4項)。

これは、「ただ忙しいから」では理由になりません。
通常、考えられる相当な努力をしても代替要員の確保が困難な場合のみです。

たとえば、年休を請求した社員があらかじめ他の人では代わりができない業務を命じられていた場合、風邪などで多数欠勤していたり、同一期日に多数の休暇請求がある場合などが該当します。
さて、今回の場合ですが、会社の年休の時季変更は認められません。
当初の予定通り年休を取得できます。

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