ビジネスマンが知っておくべき「うまく上司に注意する方法」

会社や上司に注意したいこと…
皆さんはありませんか?

ネガティブなことは、できることなら言わずに通り過ぎたい…
と思うものですが、上司のため、会社のためを思っての勇気と誠意に満ちた指摘は強い信頼につながります。

「そっと」伝えなければいけないことには2種類あります。
1つは上司そのものに原因があることを指摘する場合…
2つめは上司には直接関係ないけれど、別の人間や別の部門などの間接的なトラブルを伝える場合です。

前者の場合は、他人に知られないように本人だけがわかるような「場」の配慮が必要ですし、言われたことのショックや刺激をできるだ
け抑えつつ、伝えなければいけないことがきちんと伝わるような表現の工夫が求められます。

たとえば、部内のモチベーションが下がっていて、上司(部長)への信頼度が著しく低下しているとき…
ショックの分散という点から、モチベーションが落ちているという現実と、その原因が部長にあることを一度に話す必要はありません。

そして、部長自身が自ら気づけるように状況から説明していき「そういうことなら自分もやり方を変えてみるよ」…
と促すことができればベストです。

伝え方として、こんな風に話してみると良いかもしれませんね。

あなた「最近、うちの部の〇〇君のモチベーションが下がっている気がするんです…」
上司「そうか…」

あなた「何が原因でしょうね。本当に…。ストレスがたまっているのかもしれないですね。」
上司「そうだなぁ…仕事の割り振りを変えてみるか…」

間違っても、このような忠告ではいけません。

あなた「最近、うちの部の〇〇君のモチベーションが下がっている気がするんです…」
上司「そうか…」

あなた「仕事の割り振りが間違っていると思うんですよね~」
上司「…(部長の俺のせいだと言いたいのか?)」

つまり、指摘した自分は部長の味方であるということと、批判ではなく、この部門をなんとかしたいんだと真剣に考えていることを部長に理解してもらうことが大事なのです。
部長のプライドを傷つけることなく、むしろ信頼を得ることができるのです。

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