ビジネスで成功したいなら小さな失敗を経験しておくべし!

仕事で「いつか必ず成功したい!」と思っている人に伺います…
あなたは仕事をする上で、「失敗は決してすべきことではない!」と思っていませんか?

もちろんプロとしてやっている以上、取り返しのつかない失敗はもちろんNGです。
しかし、リカバリー可能な小さな失敗はたくさん経験すべきなのです。

世の中の成功者で、「私は一度も失敗を経験したことはありません」と言う人はまずいないでしょう。

失敗は全くしないが、自らで考えることをせず、他の人や上司に全て判断を煽って仕事をしている人は、その場はうまく乗り切っていますが、そう言う人に先はありません。
そうのようなやり方をしていると、いっこうに自分の力がつきません。

そこで今回は、成功するにあたってなぜ小さな失敗が必要なのかをお話ししたいと思います。




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成功者となる秘訣は多くの小さな失敗経験にあり?!


新入社員が、フレッシュな気持ちで、「これから一生懸命仕事をしよう!」、「頑張っていい仕事をして成功したい!」と意気込んでいることは大変素晴らしいことです。
しかし「会社に教えてもらおう」、「上司に教えてもらおう」と当然のように思っている人が多いのではないでしょうか。

もちろん教えられること、教われることなどはあるかもしれませんが、それはほんの一握りの限られたことしかありません。
そして社会人としていつまでも「教えてもらう」という感覚を持つのはいけない、ということです。
本来は「習わせてもらう」という感覚でいるべきなのです。

例えば、マニュアル化できる業務などは、人に教えたり教えられたりすることが可能です。
しかし、それを教わったからといってすぐにできるようになるものではなく、自分で考えて、何度も繰り返し行ってみて、やっとできるようになります。

なんでもかんでも「教えてもらおう」と思っているうちは成長しません…
成長する人は、仕事ができる人から技を盗み、真似し、練習して、自分で仕事を習っていく人です。

ビジネスの世界では常に成長を求められますよね。
では、成長するために何が大切なのか、何を必要とされているのでしょうか?

それは、責任と権限を持ち、自分で判断して、困難を切り抜けていくような仕事をすることです。

仕事とは本来そういうものなのですが、日本では「まだ若いから」「新人だから」という理由で責任を軽減したり、問題が起きても矢面に立たせない配慮をしたりしがちです。

その中でもとくに若い人の成長を阻害するのがいわゆる「ホウ·レン·ソウ」です。
「報告·連絡·相談」を部下に徹底させる習慣が、部下から「習う機会」を知らず知らずの間に奪ってしまいます。

これは、部下にやるべきこと、進むべき方向を教えてしまっているようなものです。
上司が道筋を全て教えてくれるのですから、部下は自分自身で考えることをしなくなります。
上司に言われた方向にただひたすら向かおうとするだけです。

その結果、何が起こるのでしょうか。
「道に迷う経験」ができなくなるのです。
1から10まで指示を仰ぎ、手取り足取り仕事のやり方を教えてもらった人間は、「失敗」ができなくなります。

ここに大きな問題があります。
人間は、失敗することによって習います。

失敗は成功のもと…
失敗は金を払ってでもしろ…
こうした言葉も存在するように、失敗するということはとても大事なことなのです。

人は失敗によって自分の力不足に気づき、再度失敗したくないという思いから、未熟な部分を練習して鍛えたり、うまくやれるように工夫したりするものです。
そのため、失敗を知らない人は、成功もできません。

「仕事の原理原則」は他人から教えてもらえても、それ以上のことは自力で身につけていかなければなりません。
その部分だけは、自分自身でやるしかないのです。

主体はあくまでも自分…
「誰かに教わろう」とする気持ちを捨てて、「自分で習おう」とつねに意識する人が、頭角を現す人間に育っていくのです。

ただし、冒頭でもお伝えしましたが「失敗から習う」といっても、仕事の最終段階で取り返しのつかない大失敗をするのは問題外です。

その前段階の、リカバリー可能な程度の小さな失敗を繰り返す…
それが、ここでいう「失敗」です。

「小さな失敗」の経験によって、ものの動きや考え方、道理、ルール、習慣、意識を習い、分析力・常識力・判断力が鍛えられていくのです。

そもそも大失敗というものは、小さな失敗が起こっても何の手も打たず、未解決のまま放ったらかしにしたことが原因で起こるものです。
そのような大失敗を繰り返してしまう人は、必ず会社から必要とされなくなります。

もしビジネスで成功したいのであれば、自ら進んで考え、判断するクセをつけ、多くの小さな失敗経験を通して自らのビジネス力を鍛えていきましょう。




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