メディア王「マイケル・ブルームバーグ」ビジネス政策とは?
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第108代ニューヨーク市長として、絶大な人気を誇る「マイケル・ブルームバーグ」氏…
2013年12月31日に任期満了で退任し、その後は次期大統領選への出馬が噂されていましたが、出馬見送りを表明しています。
そんな彼の最大の強みは政治的な人気よりも、豊富な資金力にあります。

ブルームバーグ氏の本来の顔は「メディア王」…
彼の名前がついたテレビ局、番組、雑誌、サイトを一度は目にしたことのある読者も多いはずです。

今やロイターや日経を脅かす存在にもなっています。
ほとんどのメディアを手中にしたブルームバーグ氏は、世界の政財界を動かす重要人物の一人であることは間違いないでしょう。

大手投資銀行をクビになった経歴を持ちながら、「メディアの革命児」となったきっかけは、専用端末による株価や為替情報の提供です。
この端末が金融関係者の間で爆発的に普及し、年間60億ドルもの収入が生まれています。
また、この収入は全体の8割にも及んでいるといいます。

ブルームバーグ氏は東京にもオフィスを構えており、かつては丸の内の郵船ビル、現在は丸ビルと、土地代の高い一等地をあえて選んできました。
その理由をブルームバーグはこう語っています。

以前はみずぼらしいところに事務所があったのですが、採用を決めた人間が直前になって「親族にあそこはビルがみすぼらしいから入社しない方がいいと言われた」と辞められたことがあったんです。
ですから、日本でも知名度、本社の場所、イメージを非常に重視しています。

また、彼が最重要資産と言い切るのが「良い従業員」です。
ソフトは書き換えが効くし、顧客を失っても新たな顧客を探せばいい…
しかし、「良い従業員」はなかなか手に入れることができないのです。

給与や福利厚生、オフィス内の環境も含め、オフィス内外の充実した環境を従業員に提供することが、結果として最も良いビジネスになる。

というのがブルームバーグの理念なのです。

会社を拡大させるため、社員を非人道的に扱うブラック企業も世の中には多々あります…
メディア王となったブルームバーグ氏のマネジメント論は、日本に散在するブラック企業へのアンチテーゼにも聞こえてくるのではないでしょうか。

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