「試食テスト」と実際の売れ行きが異なるワケとは!?
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食品メーカーや飲料メーカーでは、新商品開発のために消費者に対して試食や試飲のテストを頻繁に行っているところがあります。
企業が参加者を募っている無料サンプリングやモニターテストの情報ばかりを集めて紹介しているウェブサイトもあるほどです。

しかし企業側では、わざわざ費用をかけて行う調査にもかかわらず、一般向けのテストによって収集したデータは実は参考程度にしか扱っていないと言われているのです。

その理由は、そういったテストに参加した人は、あたかも自分の舌やセンスを試されているような気分になってしまい、自然と答えにも力が入ってしますからなのです。
その結果として、普段の自分が好むものより強い香りや濃い味、派手なデザインのものを選んでしまいがちになるのです。

同様に、プロのアスリートが練習ではできていたプレーがここ一番の大切な試合ではできなかったり、もっと身近な例では、大事なプレゼンやテストになると、なぜか普段の力が発揮できなくなってしまうなどというのもこれと同じなのです。
生理心理学の世界ではこうした状態を「ヤーキーズ・ドットソンの法則」と呼んでいます。

これはアメリカの心理学者であるロバート・ヤーキーズとJ・D・ドットソンが発見した法則で、活動には最適な興奮状態があり、緊張したり力み過ぎていては、しかるべきパフォーマンスを発揮することができないというものです。
ですので、「一般モニター募集」と大きく宣伝していても、実は商品プロモーションの意味合いの方が強かったりするのです…

またエッジの効いたビジネスマンであれば、もし仕事で誰かの意見を聞く機会があるときには、この心理をぜひ念頭に置いておきましょう。
相手は必要以上に頑張って冷静さを欠いた意見を口にしてもらわないように、あまりはっぱをかけすぎることなく、さりげなく問いかけることを心がけた方がいいでしょう。




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