SEALDs解散後「未来のための公共」は何が違うのか?
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2015年5月から2016年8月まで活動していた日本の学生団体「SEALDs(シールズ)」。
特に安全保障関連法に反対する国会前での抗議デモはテレビなどでも流れていました。

そんなSEALDs(シールズ)も解散し、今度は「未来のための公共」と名前を変えて活動するそうです。
果たして、これまでのSEALDs(シールズ)とはどういった違いがあるのでしょうか?




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学生運動「SEALDs(シールズ)」のこれまでの活動と解散



SEALDs(シールズ)は2015年5月に立ち上げられた10代から20代前半の学生団体です。
「自由と民主主義のための学生緊急行動」という言葉を英語にして「Students Emergency Action for Liberal Democracy」のそれぞれの頭文字をとって、SEALDs(シールズ)となりました。

代表者は諏訪原健(筑波大学)、創設メンバーにはSEALDs(シールズ)の重要人物である奥田愛基(明治学院)などがいます。
この他にも本間信和(筑波大学)、桑島みくに(横浜市立大学・YCU)、栗栖由喜(国際基督教大学・ICU)、寺田ともか(関西学院大学)、小倉万穂(フェリス女学院大学)、殿垣くるみ(明治学院大学)、長棟はなみ(恵泉女学園大学)、山口晶子(神戸女学院大学)などがいます。
メンバーの出身地は様々で、大学生だけでなく浪人生や大学OBの社会人など幅広く参加者を集め、最大で1000人を超えていたと言われています。
また特徴としては、キリスト教愛真高校や和光学園出身者が比較的多いとされています。

活動目的は安全保障関連法などを始めとした立憲主義に基づかない政治に対して平和的な外交・安全保障政策を求めること、その他にも立憲主義や生活保障、「デモはカッコイイと思わせる」ことがモットー等としていました。

そうして2016年8月15日、「SEALDsは解散します。しかし終わったというのなら、また始めましょう。始めるのは私であり、あなたです。何度でも反復しましょう。」というメッセージを残して解散します。




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「未来のための公共」とはどんな団体なのか?



SEALDs(シールズ)解散後、2017年3月7日より発足するのが「未来のための公共」です。
大学生や子育て世代を含む幅広い世代が政治を語り合う場所として、元SEALDs(シールズ)の溝井萌子が立ち上げました。

彼女いわく「未来のための公共」はSEALDs(シールズ)の再結成ではなく、発展型だとのこと…
これまでSEALDs(シールズ)が行ってきた政治に対して平和的な外交・安全保障政策を求めること等は同じながらも、テロ等準備罪や今話題の森友学園の問題なども取り上げるとしています。

また、これまでの抗議活動だけではなく、自由な意見表明に力点を置くとしています。
この点はおそらく、これまでのSEALDs(シールズ)と同様に、TwitterなどのSNSやYouTubeなどを駆使し、今まで以上に幅広い賛同者と意見を集めるのではないかと思われます。

ただ、すでに解散していますが、SEALDs(シールズ)の前身は特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL)でした。
さらにSEALDs(シールズ)自体も、SEALDs TOHOKU(シールズ東北)、SEALDs KANSAI(シールズ関西)、SEALDs TOKAI(シールズ東海)、SEALDs RYUKYU(シールズ琉球)などがあり、関連団体にReDEMOSもあります。

その中でまた新たな「未来のための公共」という団体が発足されると、少し存在感やその他の団体と差別化が難しいようにも感じます。
新しく団体を立ち上げるからには、何か今までにない新たな意見や抗議スタイルが求められるのではないかと思うためです。

ただ、母親が主体の団体「安保関連法案に反対するママの会」や高校生が主体の「T-nsSOWL(ティーンズソウル)」…
さらには中年が主体の「MIDDLEs(ミドルズ)」など、SEALDs(シールズの活動に影響を受けて立ち上げられた団体もいくつかあると言われています。

抗議活動だけではなく、こういった今まで声を上げても届かなかった人たちにもスポットライトが当たられるようになったこともSEALDs(シールズの成果であったとも考えます。
そういった意味では、今回の「未来のための公共」発足に関しても、これまで届かなかった声を世の中に広める足掛かりになるのかもしれません。

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