「国民保護サイレン」とは何か?鳴ったらすべき行動
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皆さんは「国民保護サイレン」をご存知でしょうか?

「国民保護サイレン」とは、もし日本に他国から弾道ミサイル攻撃やゲリラ・特殊部隊による攻撃が発生した場合、その地域に防災無線(人命に関わる通信を確保するために整備された専用の無線通信システム)で緊急で流されるサイレン(信号音)のことです。

万が一にも日本に向けてミサイルが発射されたり、ゲリラコマンド(ゲリラや特殊部隊による攻撃)が発生した際に、テレビやラジオなどでは非難が間に合わないケースも想定されます。
そのため防災無線を活用し、音で一刻も早く非難を呼びかけるためにのものなのです。

全国瞬時警報システム(通称:J-ALERT・ジェイアラート)の一種で、緊急情報を住民へ瞬時に伝達するシステムにあたります。

全国瞬時警報システム(J-ALERT)とは?
大規模災害や武力攻撃事態または存立危機事態が発生した際に、国民の保護のために必要な情報を通信衛星(スーパーバードB2)を利用して、瞬時に地方公共団体に伝達すると共に、地域衛星通信ネットワークに接続された同報系市町村防災行政無線や有線放送電話を自動起動させ、サイレンや放送によって住民へ緊急情報を伝達するシステムのこと




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「国民保護サイレン」の音はどのようにして決まったのか?



さて、有事の際には欠かせない「国民保護サイレン」…
あまり聞きたくありませんが、内閣官房の国民保護ポータルサイトでは、国民保護サイレンの音源を公開しています。

実は過去にこの「国民保護サイレン」が吹鳴したことがあると言われています。
それは2014年9月5日、山口県岩国市で時間は午前2:30から午前3:00頃…
約30分の間、鳴り続けたと言います。

ところがネット上で大きな話題となっていたものの、当時「なぜ岩国市でサイレンが鳴ったか?」など、ニュースなどでも報道されず、理由は解明されていません。
ネット上では基地が近くにあること(日本本土で唯一の米海兵隊の航空基地)」や「誤報(間違って鳴らしてしまった…)」、「ダムの放流では?(平瀬ダム、中山川ダムetc)」という意見もあがっていました。

ただ、動画や岩国市でこの音を聞いた人のコメントを見ると、下記のように「音が怖い」、「音が不気味」という意見が多数あがっていました。

ねぇねぇやっぱり国民保護サイレン変えない??
みんな怖い怖い言ってるよ??
そんなんじゃ音にとらわれすぎて誰も避難できないよ??
1秒でも聞きたくないわ。

緊急地震速報よりも怖い…

サイレン聞いたけどすげー不快な音だな
こんなの一時間も聞いてられんわ

さて、あまり評価が高い…とは言い難い「国民保護サイレン」ですが、そもそも、どうしてこのような音に決まったのでしょうか?

実は「国民保護サイレン」は既存のサイレン音と間違えないように区別できる点、危険性・緊急性が感じられる点、高齢者や聴覚障害者にも聴き取りやすい点などを考慮して作成されているのです。

つまり基本的にはわざと不気味な音にして、武力攻撃が迫っている危険性を認識できるように、あえて不快感や警戒心など自己防衛本能を呼び起こすようにしているそうです。

一方で「なぜこの音になったのか?」、「作成者は誰なのか?」という点は明らかにされていませんでした。
ただ、同じJ-ALERTの「緊急地震速報音」に関してはNHKが福祉工学の研究者であり、東京大学名誉教授でもある伊福部達(いふくべとおる)氏が作成しています。

このときの作成基準としては、雑音の中でもお年寄りから小さな子どもまで、誰もが地震だと気が付く音にしたそうです。
具体的には、叔父の伊福部昭(いふくべ あきら)氏が作曲したシンフォニア・タプカーラを参考にした案が採用されました。
叔父伊福部昭氏は40代の頃からゴジラの音楽を担当した人物であり、このゴジラのテーマも一時は「緊急地震速報音」として検討されたそうです。




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もし「国民保護サイレン」が鳴ったら取るべき行動



さて、そんな「国民保護サイレン」ですが、もし自分が住んでいる地域で鳴り響いたら?…
私たちはどのようにすれば良いのでしょうか?

内閣官房が配布しているパンフレットなどを参考にすると下記のような点がポイントとなります。

屋内にいる場合
・ドアや窓は全て閉める
・ガス・水道・換気扇を閉じる
・ドア・壁・窓ガラスから離れた位置に座り待機する

屋外にいる場合
・近くの堅牢な建物(丈夫な建物)や地下街など非難する
・車を運転中なら、できる限り道路以外の場所に停める
・車を道路に停めるときは、緊急車両の邪魔にならないように、路肩に寄せてキーをつけたまま駐車する

※屋内・屋外に関わらずテレビやラジオなど情報収集に努め、行政機関からの指示に応じて避難する

お隣の中国や北朝鮮は核兵器を保有しています。
特に北朝鮮は積極的に核実験を行い、その脅威は誰もが知るところとなりました。

ただ実際に弾道ミサイル攻撃を受けるとなると、また話は違ってきます。
もちろん日本にもミサイル防衛体制があり、迎撃システムも整備されてはいますが、私たち国民からするとどれだけの効果を発揮するのかわかりません。
そういった意味では、ひょっとすると「国民保護サイレン」の方が有事の際に大きな役割を担うのかもしれません。

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この記事の著者

mensedgeMEN’S EDGE編集部

MEN’S EDGE(メンズエッジ)は、「仕事や恋愛で他人と少しでも“差(エッジ)”をつけたい!」と考えるビジネスマンを全力で応援するメディアです。

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