生物の多様性とは何か?…意外と知らない大人の常識
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皆さんは「生物の多様性(せいぶつたようせい・Biodiversity)」という言葉を聞いたことはありませんか?
この言葉は、生物に関する多様性を示す概念なのですが、ここまでは何となくわかると思います。

しかし、それ以上に深く突っ込まれると、うまく説明ができないという人が多いのではないかと思います。
そこで、ここでは「生物の多様性とは何か?」…
この点について、お話しましょう。




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生物の多様性とは何か?…意外と知らない大人の常識


地球上には、科学的に明らかにされている生物種が約175万種、未知のものも含めると3千万種ともいわれる多様な生き物が、様々な環境に適応して進化、存在しているといわれています。
こうした色々な生き物がいることを「種の多様性」といいます。

また、地球上には自然林や里山林・人工林などの森林、湿原、河川、サンゴ礁など、様々な環境があります。
すべての生き物は、40億年にも及ぶ進化の過程で、これらの環境に適応しながら、多様に分化してきました。
こうした様々な環境を「生態系の多様性」といい、これも生物多様性の一面を成します。

また、同じ種でも異なる遺伝子を持っていれば、形や模様、生態などに多様な個性が生まれます。
それぞれの種の中での個体差を「遺伝子の多様性」というのです。
そうして自然が創り出したこうした多様な生物の世界を総称して「生物多様性」と呼ぶのです。

これは、あらゆる生物種の多さと、それらによって成り立っている生態系の豊かさやバランスが保たれている状態、さらに、生物が過去から未来へと伝える遺伝子の多様さといったものまでを含めた幅広い概念となっています。

人間をはじめ、動植物は、この生物多様性からの恵みに支えられて生きています。
人類が生きるために必要な酸素や水、食べ物はもとより、木材、衣服や医薬品など、エネルギーや物質の循環を支えるという物理的な側面に加えて、精神や地域固有の文化に至るまで、生物多様性が供給、恩恵を授けているものは数多いのです。

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