今が「大絶滅時代」だと言われている理由が衝撃?!

大気汚染に酸性雨、水質汚染に土壌汚染…
さらには地球温暖化や海面上昇などなど、環境問題は今を生きる私たちにとって、これからさらに大きな問題となってくるでしょう。

中でも「生態系の破壊」も私たちが考えるべき、大きな環境問題の一つです。
そこで、ここでは今が「大絶滅時代」だと言われている理由に関して、お話しておきたいと思います。




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今が「大絶滅時代」だと言われている理由が衝撃?!


近年、地球上の種の絶滅のスピードが急速に進み、世界中で数多くの野生生物が絶滅の危機に瀕しています。
原因は、開発や乱獲、外来種の持ち込みなど、人間の活動によるところが大きいのですが…

IUCN(国際自然保護連合)がまとめた2009年版の「レッドリスト」によると、絶滅のおそれの高い種として8782種の動物や8509種の植物がリストアップされています。
日本では、2006~2007年に公表された環境省版レッドリストに3155種が絶滅のおそれのある種として掲載されています。

現在、絶滅のスピードは、1年間に約4万種といわれ、これは恐竜時代の絶滅速度よりはるかに速い数字です。
そのため現代は、恐竜の絶滅以来の第六の大絶滅時代にあるといわれているのです。

こうなったのには、さまざまな原因があります。
生息環境の悪化・破壊、里地里山などの手入れ不足による自然の質の低下など…
生物種が消えると、食物連鎖の一部が断ち切られ、生態系のバランスが崩れること…
また、毒性のある化学物質による影響や、地球温暖化も、動植物の絶滅のリスクを高めているのです。

消えていく生物種の中には、将来的に品種改良やバイオテクノロジーなどに利用できる形質を持った生物遺伝子を持っているものも含まれています。
つまり今後、人間の役に立つ有用生物種や、これから用途開発が進むであろう遺伝子資源を人類は自らの手で、失っているともいえるのです。

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