「フルダイブ型ゲーム機」はどのような問題点があるのか?
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近年、3D映画(立体映画)の技術的進歩と浸透によってフィクションの世界が作り出す仮想現実を楽しむ人が増えています。
また、その他にも3Dに嗅覚や味覚などを加えた4D映画というものも存在しますよね。

これは多くの人々が虚構世界の中でよりリアルな体験をしたいという欲求を持っている証拠になるでしょう。
例えば、ゲームという虚構世界の中であたかも自分がその場に存在しているかのように感じられ、現実世界と寸分たがわぬ臨場感を持って冒険や旅などをして剣と魔法が支配する異世界を楽しむことができたら、どんなに素晴らしいだろうか…
つまり、おのれの意識をゲームのハードに入り込ませて、仮想現実の中でRPGなどをリアルに体感するのです。

残念ながら、そのようなフルダイブ型のゲーム機は今のところ実現していませんが、フィクションの中ではすでに登場しています。
その代表作としては、日本のアニメ・ライトノベルの「ソードアート・オンライン」が挙げられます。

仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム(VRMMORPG)、「ソードアート・オンライン(SAO)」にダイブした主人公のキリトは仮想空間を満喫していました。
しかし、他の1万人のプレイヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞きます。

このゲームはクリアするまで脱出不能で、この世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを…
キリトは生き残るために終わりの見えない死闘に身を投じていきます。

ゲームの作り出す仮想現実にフルダイブして、何らかの理由で現実社会に戻れなくなるという設定は「SAO」以外のフィクション作品にもよく見られますが、ゲームをクリアしないと現実社会には戻れない…
「ゲーム世界での死 現実世界での死」というものは見る者に大きなスリルや恐怖を与えてくれます。

また、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才プログラマー・茅場晶彦(すでに肉体を失い、ネットの中だけに存在する)とキリトとの攻防は、人工知能に自己の精神を格納した者と目覚めればリアルな肉体を持っている者との戦いになっていて非常に興味深いものです。

ところで「SAO」のようなフルダイブ型のゲーム・ハードが将来実現したら、どのようなことが起きるのでしょうか?…
まず考えられるのが引きこもりの増加です。

なぜなら、フルダイブによって言わば、もう一つの現実を手に入れ、それが恋や冒険など夢にあふれた世界ならば、その仮想空間に夢中になって、もはやリアルに戻ろうという気がなくなる人間が増えると考えられるからです。
このようにフルダイブ型ゲームの実現は、人間をダメにする危険性を持っていると言えるでしょう。

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