「カジノ」で大金をスってもあきらめがつく理由とは?
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カジノを中心とする統合型リゾート(IR)の実現に向けた準備が本格化しているそうです。
2020年の東京五輪・パラリンピック後の観光の起爆剤として期待が高まるものの、ギャンブル依存症への対応など詰めるべき問題は多いと言われています。

この日本での「カジノ構想」がどこまで進むかわかりませんが、ラスベガスを擁するアメリカやお隣り韓国、そしてマカオなど、公認のカジノがある国や地域は非常に多いのです。

自分の国ではできないだけに、そういう場所ではつい散財してしまうのが日本人…
「10万円でやめるつもりが、気づいたらキャッシュカードの限度額までやってしまった」などという経験や話を聞いた人もいるのではないでしょうか。

たとえば軍資金の10万円が15万円に増えたとしましょう。
勝負ごとにはビギナーズラックがつきものなので、こういう展開はわりとありがちです。

その時点で5万円も儲けたことになるのですが、ここでやめずに、その5万円を次のゲームにつぎ込みます…
案の定、負けてしまい勝ち分はあえなくパーに。
それでも「まあ、これでプラスマイナスゼロだな」となんとなく納得したような気になります。

そこで再び最初の軍資金の10万円をつぎ込むと、今度は当然すっからかんになります。
10万円の損失は普通に考えればかなり痛いのですが、どういうわけか「どうせ、元々あってないようなお金だし…」と妙に納得してしまうのです。

一時的には持ち金は15万円になったのですから、このケースは15万円の損失と考えることもできます。
なぜ日常生活で使う15万円は惜しいのに、カジノでスッた15万円は惜しくないのでしょうか?…

実はこれは、「ハウスマネー効果」と呼ばれる一種の心理的傾向で説明がつくのです。
「ハウス」とは賭場(とば)を意味します。

この効果をわかりやすくいえば「ハウス(カジノ)にいる間は、自分のお金であるにもかかわらず、ハウスのものだと認識してしまう…」ということです。

特に最初の軍資金の価値が軽ければ軽いほど陥りやすいようで、たとえば、軍資金10万円で自分の人生が決まるなどという人なら別ですが、カジノなどにやってくる人はほとんどが遊びに来ているもの…
そこで使うお金はあくまでも「遊ぶ金」であり、そう決めてしまえば額の大小は問題ではないのです。
儲けたお金を含め、すべて「あぶく銭」と認識されてしまうからなのです。

もし日本での「カジノ構想」が実現された際には…
エッジの効いたビジネスマンは、是非「ハウスマネー効果」のことをしっかりと意識して楽しみましょう。

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