通販「詐欺サイト」の見分け方と振込み後に対応すべきこと

お金を振り込んだが、注文した商品が届かない…
品は届いたものの、中身が粗悪な偽物だった…
昨今、警察など様々な公共機関が注意を促していますが「詐欺通販サイト」の被害は後を絶たちません。

そもそも詐欺だとわかっていれば、金を振り込むことも無いのですが…
どうやって見分ければ良いのでしょうか?

明確な答えはありませんが怪しむべきは、まずは下記の5点でしょう。

〇他より値段が極端に安い
〇品切れ・入手困難の商品を販売している
〇会社概要・会社案内などにフリーアドレスが記載されている
〇振り込み先が個人名
〇ネットショップに表記が義務付けられている「特定商取引法に基づく氏名や住所、電話番号などの記載が無い

その他、少しでも不審な点を感じたら、注文しないに限ります。
けれども、うっかり金を振り込んでしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?…

商品が届かないとわかった段階になったらもう遅いのですが、振り込んだ直後なら、まだ手は残されています。
まずは振り込み先銀行に事情を説明し、組み戻しの手続きや口座を凍結してもらいましょう。
組み戻しは15時以降に振り込み手続きをして、まだ相手口座に振り込まれていない状態のときなどに有効です。

また、口座凍結は振込詐欺救済法に基づく対応で、相応の根拠があれば所有者の了解無しで実施されます。
無事に凍結できた場合は、振込詐欺救済法に沿った手続きをすることで被害金が戻ってきます(正式な手続きは書類での申請になり、振り込み証書、本人確認書 類が必要)。

同時に警察への届け出も欠かせません。
詐欺サイトの情報(サイトのURL、振り込み口座の情報)、取引の証拠(サイトの決済の画面の印刷、振り込み証書、メールのやりとりの記録)などを印刷し、それらを持参のうえで被害届けを提出します。
証拠が無ければ警察も動けないですし、仮に被害届けが受理されなければ銀行の対応も変わってくるでしょう。

注文の際に記した住所、電話番号などの個人情報の漏洩はあきらめましょう。
犯人逮捕も警察に任せればいいのです。

重要なのは金銭の回収…
とにかく一刻を争います
相手が金を引き出して後では間に合いませんからね。




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