なぜ“伊豆”大島なのに静岡県でなく東京都になったのか?
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島の中央に位置する三原山(みはらやま)をはじめとした豊かな自然や温泉で、観光地として人気の伊豆大島(いずおおしま)…
行ったことがある人ならわかるかと思いますが、東京から船や飛行機の定期便も就航し、島を走る自動車は「品川」ナンバーということで、行政の区分としては東京都に属しています。
正しくは東京都大島町になるのです。

ところで、東京都にもかかわらず、なぜ「伊豆大島」と名づけられたのでしょうか?…
疑問に思った方も多いかと思います。
地理的にも、東京都から大島までの距離が120kmなのに対して、伊豆半島からは30㎞と圧倒的に静岡県からの方が近いのです。

実は伊豆大島は元々、静岡県に属していた歴史があるのです…
戦国時代以前の旧国の区分では、伊豆大島は現在の静岡県南部に当たる伊豆国の一部でした。

その流れをくんで、明治時代に廃藩置県が行われた際には当初、韮山県(にらやまけん・伊豆地方)の管轄となったのです。
その後、政府が実施した府県統合によって、韮山県は足柄県への編入を経て1876年、静岡県に編入…
ところが、大島を含む伊豆諸島だけは、1878年に東京都(当時、東京府)に編入されてしまいました。

その裏には、静岡県にとって離島の管理は負担が重かったため、江戸時代に幕府直轄領として伊豆諸島と関係の深かった東京都が引き受けたという事情があるそうなのです。

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