覚えておきたい「債券先物」の価格の見方と利回り
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債券先物…
エッジの効いたビジネスマンであれば、さらっと債券先物に関して語れる男でありたいものです。

特に債券先物の価格の見方と利回りなどが語れるようになれば、他のビジネスマンよりも一回りも二回りも差別化できることしょう。


債券先物とは?


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債券は借金を券にして、契約書と違い他人に譲渡できるようにしたものです。
国債は正式には国庫利付債券といって国の借金を券にして誰でも保有できるようにしたものです。

債券先物は普通の社債とかは扱わないで、国の借金の国債を取引するものでして、普通の債券取引と同じで参加者に条件が無く、誰でも取引に参加できます。
普通の債券取引と何が違うかと言えば、先物取引ですから現在の債券を取引するのではなく、将来の債券の取引をします。

将来の債券を取引する理由ですが、市場金利は常に一定では無く、日々ごとに変動しています。
だから金利の変動を回避する為に先物取引が利用されています。

ただ国債は複数発行されていて、各銘柄ごとに先物取引をするのではなく、債券先物用に利率が6%の仮想債券を売買します。
この時仮想の債券を売買しますから、現物での受け渡しが出来ない状態になりますが、受け渡しが必要な場合は残存期間が7年以上の国債を取引金額に合わせて受け渡しをします。




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債券先物の価格の見方


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債券先物の価格の見方ですが、利率6%で額面100円の仮想債券を売買しています。
だから市場金利が6%なら債券先物の価格は100円になります。

しかし市場金利が6%を超えると100円を下回り、6%より低いと100円より高くなります。
これは利率では無く利回りで取引をされる為、その時の市場金利で利回りが変わってきて、価格も市場金利に応じて変動します。

それで見方として利率は関係なく債券はいくらで売買されるかです。
利率はあくまでも固定ですから、その時にどんな利率の国債が発行されようとも関係ないです。

この時債券は額面で償還されて、国債も額面で償還されますから、額面を上回る値段で買ったら上回った分だけ損をすることになります。
それなのに額面を上回る金額でも取引が成立するのは、利率が市場金利より高い債券だからです。
市場金利より利率が高い債券なら、市場金利より多く利息が貰えますから、多く貰えた分で額面を上回って損する分を相殺しても儲かるからです。




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債券先物の利回り


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債券先物は利回りで判断されて売買されますから、その時の市場金利によって売買される値段が変わって来ます。
価格の見方は分かっても利回りの見方は分かりにくいですが、単純に額面100円の国債が利率6%ならば10年後には160円になります。

この160円から現在の価格を引いて残った金額を10で割れば年いくらかが分かります。
130円だと160円から引くと30円になりますから、それを10で割ると年3%になります。

こうやって国債が先物取引でいくらの利回りで売買されているかが簡単に分かります。
額面100円の物が100円を超えて取引されているのにすごく違和感を感じますが、ただ単に市場金利より設定利率が高いから、必然的に額面を大きく上回るだけでして、取引の値段は全く異常では無いです。

異常と言えるのは、先物取引が始まった時は長期金利がそれくらい有ったからでして、今の長期金利が昔に比べると異常に低いというのが、異常だと思えるところです。

この記事の著者

mensedgeMEN’S EDGE編集部

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