職場でイライラしている女性を見かけたら男はどうするべきか?

女性は男性に比べると、普段はとても穏やかで親切であるし、気配りもしてくれます。
ところが、そんな女性も生理中には、とても怒りっぽくなることがあります。

男性は女性とは違って生理にならないので、このへんの心理状態は、正直なところよくわからない方が多いでしょう。
しかし、生理になると、女性はものすごく気分が変わるのです。

アリゾナ州立大学のレスリー・ジーン・ソーントンは、ツイッターで「あの日」(time of the month)をキーワードにして生理中の女性のつぶやきを検索してみました。
その結果、2211のつぶやきが集まりました。

その内容を分析したところ、生理中のつぶやきの88.2%は身体的、感情的な変調に関連するものであったといいます。
生理中の女性は大変なのです。
また、生理中の女性のつぶやきのうち、14.2%は、怒り、イライラ感についてのものであったといいます。

「なんだか、今日の〇〇さんは、ものすごく怒りっぽいな」…
「今日は、ずいぶんと食ってかかってくるんだな」…
「今日は、ずいぶんと言葉に棘があるな」…
男性の皆さんがそう感じるのであれば、女性は生理中なのかもしれません。

自然な生理的反応として、イライラと怒りっぽくなっているのであるのですから、悪い印象を持つのはかわいそうというもの…
生理中の女性の心理について、少しでも共感したいのであれば、「ものすごくひどい花粉症」の時期の自分について考えてみるとよいでしょう。

朝からずっと気だるくて、身体も微熱っぽい…
頭も朦朧(もうろう)とするし、イライラして気がめいるのも当然だといるでしょう。

職場の女性が、イライラ、カリカリしているようなら、ひょっとすると生理中で、普段とは違う状態なのかもしれません。
そんな場合には、ラクな仕事をまわしてあげるとか、残業を代わりにやってあげるとか、ちょっと外出させて気分転換をさせてあげるとか…
エッジの効いたビジネスマンであれば、そういう気配りをしてあげたいものです。

男性は、女性とは違って生理に悩まされることはありません。
そのため、生理中で仕事の能率が悪い女性をつかまえて、「もっと一生懸命に、仕事をしろ!」などと怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。

男性だって、風邪気味であるとか、花粉症がひどい状態なら、普段通りの仕事などできるわけがありません。
生理中の女性はそういう状態にあるのであるから、いつもよりも優しい言葉をかけてあげるのが正しいビジネスマンとしてのあり方だと言えるでしょう。




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