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お辞儀は日本で仕事をするビジネスマンにとって、無くてはならない作法の一つです。
さて、日頃当たり前のように行っているお辞儀ですが、一体どれくらいの種類があるのでしょうか?
日本で仕事をするエッジの効いたビジネスマンを目指すなら知っておきたい…
お辞儀の種類について学んでおきましょう。
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日本人なら知っておきたいお辞儀の種類
上目づかいのお辞儀はしない
お辞儀には「会釈」「敬礼」「最敬礼」の三種類があります。
この三つを上手に使い分けましょう。
お辞儀の基本は、首筋をまっすぐに伸ばしたままで、上体全体を前に傾けます。
そのため目線は下方に向きます。
相手の顔を見たままお辞儀をしようとすると、顔だけ前に向いてしまい、上目づかいになるので、いい印象を与えません。
男性の場合は両手を脇につけて、女性は両手を体の前に揃えてお辞儀するときれいです。
そして、お辞儀は一回だけ…
何度もペコペコ頭を下げるものではありません。
上司や来客への会釈は、軽く立ち止まってから
人とすれ違うときや部屋に出入りするとき、顔見知りと軽く挨拶するときには「会釈」をします。
「会釈」は軽いお辞儀で、まっすぐ立った状態から上体を軽く前に倒す方法です。
廊下で上司や来客とすれ違うときには、いったん立ち止まって「会釈」しましょう。
「敬礼」すると丁寧になる
「会釈」より、もう少し丁寧なお辞儀が「敬礼」です。
「敬礼」と聞くと軍隊の敬礼を思い浮かべるかもしれませんが、この場合の「敬礼」は一般的なお辞儀をいいます。
「会釈」よりもちょっと深めに上体を前に傾けたお辞儀で、お客様の送り迎えの時や、取引先を訪問したとき、上司の指示を受けるときなどにします。
深い感謝やお詫びは「最敬礼」
「最敬礼」は「敬礼」よりももっと深く頭を下げたお辞儀です。
深い感謝の気持ちを表すときや、お詫びするとき、無理なお願いをしたときなどにします。
「最敬礼」は深くゆっくりと頭を下げるようにします。
顔見知りの人にも目礼
知っている人に会ったら挨拶するのは当然ですが、エレベーターや廊下などでよくすれ違う人などとも、なるべく会釈するようにしたいもの…
名前は知らなくても顔見知りの関係なのですから、軽く笑顔を作って会釈するだけで、お互いに気持ちがいいはずです。
よく知っている人の場合でも、混み合うエレベーターの中などでは、大きな声での挨拶は周囲の迷惑になるので、目礼するだけで十分です。
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