セクハラの判断基準はあるの?イケメンなら無罪となる?!

今や社内において男性社員の方は、女性社員に話しかける時、かなり気を使い、言葉を選んで発言している人も多いのではないでしょうか。

なぜなら、何気ない一言でもセクハラになってしまう可能性があるからです。

男性にとっては気を使って女性に話しかけた一言でも、女性から「それはセクハラですよ!」と捉えられてしまえば、それはセクハラに当たってしまいます。

そんなことを言い出したら「男性はもう女性に話しかけられないじゃないか」、となりそうですが、では、どこからがセクハラなのかという判断基準は存在するのでしょうか。

また、セクハラと捉えられないためには、どのように気をつければ良いのでしょうか。




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セクハラの判断基準はあるの?イケメンなら無罪となる?!


まず初めに、セクハラか否かの判断基準は、言われた人の主観によるものですから、客観的な判断基準があるわけではありません。

「結婚しないの?」という発言も、家族や友人同士の会話なら自然にありますよね。
でも職場の上司が部下に聞けば、セクハラに当たる可能性があるのです。

最近はさらに「今日の服いいね」とか「髪切った?」といった、一昔前ならむしろ「気の利く一言」とされていたものが「気持ち悪いから」という理由でセクハラ扱いされることもあります。

こうした発言は「誰から言われたか」がとても重要な意味を持ちます。

例えば、普通の中年男性から「かわいくなったね」と言われれば、若い女性の多くは警戒心を抱きます。
しかし、人気俳優のようなイケメン中年男性から「かわいくなったね」と言われれば、逆に舞い上がってしまうでしょう。

理不尽だと思われるかもしれませんが、これが現実なのです。
セクハラ扱いされないようにするためには、職場では他人の外見に触れないほうが無難です。

また、例えば、上司が部下に対して結婚願望があるかどうか、将来子供が欲しいか、のような質問をした場合、一見して全く問題がない質問のように感じますし、「どんな家庭を築きたいのだろう」と考えるのは、ごくごく自然なことです。

ところが女性はこの質問に対し、結婚に関しての質問は問題なく受け入れ、子供の話をした途端、「それはセクハラです」と言い出したとします。

もしこの女性が男性上司に嫌悪感を抱いていれば、結婚の話題を振られた時に「それはセクハラですよ」と言えたはずです。
しかし結婚の話は受け入れ、子供の話を振られた瞬間にセクハラであると訴えるのは、「羨望」があるのではないかと考えられます。

羨望という言葉は、よく「嫉妬」と混同されますが、明確な違いがあります。
嫉妬は「自分が持っているものを他人に取られる恐怖」から起こります。
それに対して羨望は、「他人が持っているものがうらやましい」と思う気持ちです。

この女性は、「子供が欲しい。でもまだ自分は子供を持てていない。周囲の人には子供がいてうらやましい」と思っていて、子供の話題を持ち出されるのが嫌だったのかもしれません。
そしてそのストレスを発散するために、「それはセクハラです」と言い放った可能性があります。

セクハラか否かの明確な判断基準がないため、言葉選びは難しいかもしれませんが、「それは、セクハラだ」と言われてしまったほうはそれで人生を狂わされることもあるのですから、お互いに言葉には十分気をつけるべきでしょう。




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