自分で調べようとしない受動的な人の心理とは?!

あなたの周りにこんな人いませんか?
わからないことがあったり困ったことがあると、すぐに他人に聞いてくる人が…

まずは自分で調べてみよう、という気が全くなく、いつまでたっても聞いてくる人。
聞かれた側からすると、「いい加減にしろっ!」と一喝したくなりますよね。

このような人の心理は一体どうなっているのでしょうか。

意外にも多い受動的人間…
中には悪気もなく、当たり前だと思っている困ったさんもいるのです…




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自分で調べようとしない受動的な人の心理とは?!


まず何でも人に聞いてばかりの受動的人間は、自分では調べようともしません。

最初はそんな人だとは思わずに、優しく教えてしまうと後が大変です。

最初はわからなくて優しく教えてあげていると次から次へと質問をしてきて、それでも辛抱して教えてあげていると、しまいには帰宅後や休日にまで連絡をしてきた…なんて経験をした方もいるかもしれません。

ほんの数回ならまだしも、いつも質問しているとなると、これはもう時間泥棒と言って差し支えありません。
なぜ自分で調べようとしないのでしょうか…

理由としては、「自分で調べる能力がない」、「勉強するのが面倒くさい」、「労力をかけたくない」の3つが考えられます。
おそらくこの人は、他人に迷惑をかけていることを薄々感じているはずです。

しかし、パソコン教室に行ったり、本を買って読んだりするのは大変なので、人に教えてもらうという楽な道を選択するわけです。

「自分は偉いから誰かに聞けばいい」という特権意識が強い場合もあります。

こういう相手には、あるタイミングで「自分で調べてください」とはっきり伝えないと、いつまでも振り回されてしまいます。

実は、受動的人間が多いのはある意味で仕方のないことでもあるのです。

もともと日本の受験システムには、能動的人間よりも受動的人間を育ててきたという側面があるからです。

しかし、社会人になる過程において、必ず能動的にならなければならない場面があります。
それは、就職活動です。
こればかりは自分で考えて動かなければならず、この時初めて自己分析をしたという人も多いのではないでしょうか。

ところが、最近はこの就職活動すら受け身の学生が増えています。

手取り足取りで彼らを育ててきた親ほど、就職活動も熱心にサポートするからです。
会社研究を手伝ったり、就職説明会についてきたり、いくら面倒を見ても足りないようです。

就職実績を上げたい大学側も、能動的に動けない彼らを全面的にサポートすべく頻繁に就職セミナーを開きます。
本来自分で見つけてくるべき資料や情報を全部用意してあげて、就活生が迷わないようにきちんとレールを敷いているのです。

そんなふうにして社会の一員になったせいか、最近は「自分で調べろ」と言われると、「教えてもらわないとできないじゃないですか」と逆ギレするような新入社員もいるようです。

教えてもらって当たり前という特権意識があるため、「自分は冷たくあしらわれた」と勘違いして腹を立ててしまうのです。




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