ビジネスマンなら誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
「もっと給料が高ければなあ…」と。
おそらく誰もが思うことではないでしょうか。
もちろん、上を見ればきりがありませんが、不思議なことに、高い給料をもらっているのに不満をもらす人がいるかと思えば、そこそこの金額でも満足している人もいます。
この違いはどこからくるののでしょうか?…
無論、その人の性格によって、物事のとらえ方は様々です。
とはいえ、人間の満足度には、他者との比較が大きく影響してくるのです。
たとえば、こんな話があります。
入社当初、3年後の月給が40万円くらいになっていて欲しいと考えていたビジネスマンが、3年目には45万円を受け取っていたにもかかわらず、不満を持っていました…
その理由は、「たいして働いていない同僚が、自分と同じような給料をもらっているから」だというものです。
このように、自分の給料だけしか知らなければ十分に満足できる金額でも、同僚と比べた途端にそれが色あせてしまうのです。
自分が稼いだ金額が気になるのは当然ですが、同時に他人の懐(ふところ)も気になるのが人間というもの…
同僚よりも稼いでいれば満足度は上がり、少なければそれだけ不満が募(つの)るというわけでなのです。
逆に、社内では不満を持っていても、同窓会などに出席して自分の給料がクラスメートたちより高かった場合には、満足度は増すでしょう。
同じ大きさの円でも、周りを大きい円で囲んだ方は小さく見え、反対に小さい円で囲んだ方は大きく見える…
という目の錯覚を利用した遊びがあります。
これと同じことなのです。
要は、同じ金額でも、周囲との比較によって満足度は左右されるのです。
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