面接で「親の職業」を聞くのは違法?面接でしてはいけない質問とは?

目次

もし、あなたが面接を行うことになったとき…
実は「してはいけない質問」があることを知っていましたか?

例えば面接で「親の職業」を聞くのも…




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面接で「親の職業」を聞くのは違法だった件


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就職差別につながる恐れがあるため本籍地、家族状況を聞くこと、作文を書かせること、書類を提出させることはできません。
そもそも面接で人権問題、同和問題、男女差別、人種差別、セクハラなどに抵触する質問はできません。

人権侵害に当たる質問やセクハラ質問は、訴訟を起こされたり、学校からクレームが来たり、ハローワークから指導されたり、インターネットで公開されたりと様々な問題を生じさせ、最終的には企業のイメージを悪くし、これまで長い間培ってきた信用を落とします。


面接でしてはいけない質問


面接でしてはいけない質問の具体的に面接でしてはいけない質問例は、以下の通りです。

本籍などに関すること(同和地区出身者への差別につながる恐れがあるため)

➀あなたの本籍(出身地)はどこですか?
➁生まれてからずっと現住所に住んでいるのですか?
➂あなたの自宅は〇〇町のどの辺りですか?
➃あなたの住所の略図を書いてください。

家族状況に関すること(親がこうだから子供もこうだという偏見。基本的人権を尊重しない考え方にあたる)

➀あなたのお父さんの職業は何ですか?勤務先、役職を教えてください。
➁あなたの兄弟姉妹は何をしていますか?
➂あなたの家の家業は何ですか?
➃あなたの両親の学歴を教えてください。
➄お父さん(お母さん)の死因は何ですか?

家庭環境に関すること(資産のない人を排除する考え方にあたる)

➀あなたの家は持ち家ですか?、借家ですか?
➁あなたは自分の部屋を持っていますか?
➂あなたの家は山林、田畑がどれ位ありますか?
➃あなたの学費は誰が出していますか?

思想·信条に関すること((憲法で保障された個人の自由権を侵害にあたる)

➀あなたには、支持する政党がありますか?
➁労働組合運動(学生運動)をどう思いますか?
➂あなたの家の宗教は何ですか?
➃あなたの愛読書(誌)は何ですか?
➄あなたの人生観は?
➅あなたの尊敬する人物は誰ですか?

その他(男女差別、セクハラ質問にあたる)

➀スリーサイズは?
➁恋人はいるの?
➂子供を作る予定はありますか?




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以上は一例に過ぎないので、面接を実施する際には他の質問に対しても十分配慮しなければいけません。

予め履歴書、職務経歴書を確認し、疑問点などを面接で質問できるようにまとめておきます。
面接は「仕事ができる人」、「ウチの職場に合う人」かどうかを確認するために行います。

しっかりした人は、履歴書の書き方、話し方、態度、身だしなみ等に表れます。
就職差別と疑われる質問はできないので、人事部などから「してはいけない質問」の指導を受けておきましょう。

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