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ビジネスの世界には必ず優秀なリーダーが存在します。
そんな優秀なリーダーには、これも必ずと言って良いほどリーダーシップがあります。
いいえ、むしろリーダーシップがあるからこそ、リーダーに選ばれるのかもしれませんね。
そこで、ここではリーダーシップの定義や意味に関してお話したいと思います。
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リーダーシップの定義や意味
はじめに、リーダーシップとは何かを考えてみましょう。
リーダーシップ(Leadership)は英語ですが、テレビ、ステレオと同じように、日本語にとりこまれており、いちいち説明しなくても誰でも知っている言葉です。
基本的にリーダーシップを日本語に訳すとなると、指導力といった方がわかりやすいでしょう。
リーダーは指導者です。
指導力とは読んで字のごとく指さして導く力…
すなわち方向を指し示し、みんなで進んでいこうと働きかけるなのです。
指導力は進み行くべき方向を明確に、明快に示す力です。
だが、企業経営ではあまり方向ということばは使いません。
ほとんどが「方針」ということばを用いているでしょう。
ただ、意味は同じです。
方針の針は磁石の針を意味しています…
磁石は正しい方向を指し示す人類の最重要発明品の一つです。
普通磁石の針は北を指していますが、その反対側は南を指しています。
ですので指南という言葉も指導と同じ意味に用いられているわけなのです。
世の中が混迷したり、問題が紛糾したりしてみんなが困ったり、迷っている時、こちらの方向へ進め、俺についてこいと自信をもっていえる人こそリーダー、指導者です。
だから、リーダーは方向を正しく示すことのできる人でなければなりません。
どんなに人間的に尊敬できる良い人であっても、また専門技術はベテラン、エキスパートであっても正しい方針を示すことができなければ、 リーダーには不適任ということになります。
今、時代は大きく変わりつつあり、すぐれたリーダーの出現が切望されています。
それは既成概念ではとらえられない社会において、向かうべき方向を示すリーダーです。
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リーダーシップの定義や意味
さて、リーダーがこちらの方向へ行こうと指さした時、その指さす彼方に良いことがなければ、誰もついてこないでしょう。
アメリカの経営訓に「他人に協力してもらおうと思ったら、協力すれば、どんな良いことがあるか教えなさい」とあります。
指さす彼方が地獄か断崖絶壁というのでは、みんな尻込みするばかりです。
ですので、リーダーは希望や夢、ビジョンやロマンを示すことが大切なのです。
「指導とは、ともに希望を語りあうことなり」というビジネスの名言があります。
その反対は「希望なきところ努力なし」、「夢なきところ民亡ぶ」です。
リーダーは常に明るい希望、壮大な夢を持ち、つねにビジョンを語り、ロマンを語る人であってほしい…
リーダーはネアカで楽天的で、人間については性善説であり、人間の可能性は無限大であると信じている人でありたい…
困難な障壁があったとしても、それを打破し、乗り越えていけば、素晴らしい未来が開けているのだと、確信をもって語りかけるならば、メンバーは希望を持ち、勇気を出してリーダーについてくるものです。
リーダーの人生観ですべてが決まるともいえるでしょう。
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