レストランで端の席に座りたくなる心理は何なのか?

レストランなどでは不思議と端の席に座ってしまう…
そんなことはありませんか?

実はこれには理由があるのです。
今回はそんなレストランなどで端の席に座りたくなる心理について、ご紹介しておきたいと思います。
もちろん、ビジネスにも十分に活かせると思いますよ。




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レストランで端の席に座りたくなる心理は何なのか?



例えばレストランに食事に行ったとしましょう。
広い店内はほとんど空席 自由に席を選べるとしたら、窓際か壁際の席に座ろうとする人が多いはずです。

中央の席は広くてゆったり座れたとしても、なんとなく落ち着かないような気がして敬遠してしまう…
そんな経験がないでしょうか?

こうした心理は「エッジ効果」によるものなのです。

エッジ効果とは?
隅(すみ)や端(はし)にいると心理的に落ち着くことをエッジ効果という。生物としての防衛本能から、安全な場所=落ち着く場所となる。和室では床の間を背にした席、洋室では奥の席が上座というのもエッジ効果がベースになっていると考えられる。

動物は元来、敵から身を守ることで命をつないできました。

四方から敵の襲撃を受ける可能性がある開放的な場所より、一方だけでも敵の侵入を遮断できる「エッジ(際)」の方が安全を確保しやすいのです。
壁や窓を背にしていれば自分の存在を背後から敵に襲われてしまう危険性が低く振り返らずとも前方だけ注意していれば、敵の侵入を察知しやすいため安心できるのです。

レストランで敵に襲撃される可能性はほとんどなさそうなものだが、動物として脈々と受け継がれてきた本能がすみの方へと人を導くというわけなのです。
そうした心理をくみ取って、パーテーションや観葉植物でうまくエッジを作るなど、客が落ち着ける工夫を凝らすと集客も上がるでしょう。

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