電車の中や、駅のホーム、車の運転中に携帯で話しているビジネスマンを見た事がないでしょうか。
マナー違反となっている場所でわざわざ携帯で話しているビジネスマンは、顧客からの電話なのか、上司からなのか、もしくは緊急事態なのか…。
いずれにしろ即座に対応しないとマズイ場合が多いのではないでしょうか。
そしてこのようなビジネスマンは、受けた電話はすぐに応答した方がベストだと思っています。
大事な顧客からの電話は、すぐに応答したい、という気持ちもわかります。
しかし、よほどの緊急事態を除いて(運転中の携帯電話の使用は法律違反ですが…)、電話をするのに不都合な場所でわざわざ電話を受ける方がよっぽど失礼だと思うのです。
いまや営業マン必携のツールとなっている携帯電話ですが、社会のルールやマナーと営業活動の必要性との間でギャップが生じているのではないでしょうか。
そこで、ここでは携帯電話の所持や受信のマナーについて考えてみましょう。
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ビジネスマンは携帯が鳴ったらどんな場所でもすぐに応答した方がベストなのか?!
運転中の携帯電話の使用は法律違反ですし、電車の中やホームでも、電車の音やアナウンスで相手の声が聞こえにくいのに、頑張って話している人がいます。
営業マンとしては、どんな状況でも顧客からの電話には即座に応答したいという気持ちがあると思います。
しかし、社会的に問題があるとされている場所で電話を受ける場合、即座に応答できたというプラス要素はあるものの、反対にマイナスの可能性も考えにいれなければいけません。
例えば、周囲に気を配らなければならないから話に集中できない、周囲がうるさくて相手の声が聞き取りにくいしこちらの声も相手に通りにくい、電波がとぎれる可能性がある等々…
このように顧客に対して失礼が生じるリスクが非常に高いのです。
こうした場所では、ドライブモードなどで受けておき、すぐ静かな所で車を停めるなり、電車を降りて落ち着いた場所へ行くなりして、こちらからかけなおし、じっくり話を聞くのがベストの対応でしょう。
社会のルールやマナーは、実は、営業マナーとも一致しているのです。
また、当方から顧客に電話をかける際には、運転中や電車の中からなどというのは論外として、歩きながら携帯電話で連絡するといったこともマナー違反です。
顧客を「お手軽に扱っている」という態度を表明しているようなものだからです。
外出先でどうしても携帯電話で連絡しなければならない場合は、静かな場所で、できれば座って、メモ帳を用意したうえで(つまり会社で電話するのと同じ態勢にして)電話することがベストでしょう。
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