風の子の子供は大人より寒さに強いって本当なの?

冬の寒い時期に大人はダウンやら厚手のコートを着ている中、子供は半袖の短パンで校庭を走り回っている姿を目にしたことがありませんか?
大人にとっては考えられませんが、その光景を見て、「やっぱり子供は風の子だね〜」なんて言いますよね。
さて、この「子供は風の子」というお言葉まである通り、子供は本当に寒さに強いのでしょうか?




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子供は大人より寒さに強いって本当なの?



体調管理は社会人にとって立派な仕事のひとつです。
風邪で大事なアポイントに穴を開けるようなことは、極力避けなければなりません。

とりわけ気をつけたいのが、いわゆる「季節の変わり目」です。
不安定な気候に体がついていかず朝起きたら喉に鋭い痛みが…
なんてことはいかにもありがちです。

ところで、昔から「子どもは風の子」と言われるけれど、この言葉に医学的な根拠はあるのでしょうか?
たしかに子どものころは冬でも運動場で元気に遊びまわっていたし、大人になってからの方が寒がりになった気がしなくもありません。

やはり、人間は子どものころの方が寒さに強いのでしょうか?…
実はどちらかというと、子どもは免疫が成人より未熟なぶん、むしろ風邪をひきやすい側面があるはずです。

しかし、成人と比べて子どもというのは平均体温が高いため、そのぶん寒さに強いとは言えるのではないでしょうか。
子どものころは代謝が活発なぶん、大人よりも体温が高いです。

そういえば小学校時代、一年中タンクトップで過ごした生徒が全校集会で表彰されていたりもしたが、それも幼少期なればこそと言えそうです。
それに皆さんも心当たりがあるでしょうが、男の子はとくに落ち着きのない子どもが多いですから、外に出ても走りまわってばかりであまりじっとしていませんよね。

つまり、そもそもの運動量が大人よりも多いわけですから、それもまた風の子と呼ばれる理由のひとつになるかもしれません。
ただし、風邪はウイルスや細菌による感染症の一種なので、どれほど寒さに強くても風邪をひくときにはひいてしまうもの…

やはり油断は禁物です。
やがて子育てに直面するようになったときのためにも、よく覚えておきましょう。




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