目次
腹筋を6つに割りたい…
いつの世も6つに割れたお腹は男の憧れ…
やっぱり弛んだビール腹より、ピシッと引き締まったお腹まわりの方が、女性受けも段違いのはず。
「よし、次の夏に向けてさっそく腹筋運動を日課にしよう!」と考えているビジネマンも多いでしょう。
しかし、確かに腹筋を鍛えることも大切ですが、でも、それだけではお腹を6つに割ることはできないのです。
Sponsored Links
腹筋の筋トレだけでは「6パック」にはなれないの?!
実は腹筋運動を頑張るよりも、体脂肪率を下げる努力をした方が、いわゆる”6パック”を手に入れるためには近道なのです。
一体どういうことかというと…
そもそも腹筋は正式名称を腹直筋と言い、中央で縦に入る「白線」によって左右に分かれています。
さらに「睡画」という骨に似た硬い組織が等間隔で水平に入っているため、6つに分かれて見えるのです。
そして、この6パックがはっきりと見えるようにするには、体脂肪率をだいたい10%以下にまで下げる必要があるのです。
厳密には腹直筋は8パックに分かれており、体脂肪率10~15%で上部4つが、そして10%以下で6つが表面に浮き出てくるといわれています。
また、体脂肪率15~20%程度では、縦の白線は確認できても横には割れないのです。
つまり、お腹を割るためには、食事制限や全身運動で貯蔵エネルギーである体脂肪を消費するべきなのです。
ただし、食事制限だけでは筋肉が落ちて基礎代謝が低下し、かえって体脂肪が落ちなくなってしまうので、並行して腹筋運動を含めたバランスの良い筋トレを行い、全身の筋肉量を維持するよう努める必要があります。
腹筋は立ったり歩いたりするだけでも使われる部位であり、いくら運動不足でも普通に生活していれば、一般の人が極端に弱ることはないのです。
憧れの6パックを手に入れるためには、筋トレだけではなく何はともあれ痩せることが先決なのです。
Sponsored Links
ちょっと待った!?…筋トレ前のストレッチ
油断すると着々と体重が増えてしまうビジネスマン…
忙しい仕事の合間でも、もう少し体を絞りたいと考えている人は多いでしょう。
しかし、ジョギングはどうも性に合わないし、かといってジムに通う時間も確保しづらい…
そうこうしているうちに、今年も結局たるんだ体のまま夏を迎える…
というのはいかにもありがちなパターンです。
だったらせめて、自宅で筋トレに取り組むのはどうでしょうか。
さっそく、まずは鈍った体をストレッチで十分にほぐすことから始めよう!…
と思っている人もいるでしょうね。
けれどもちょっと待ってください。
筋トレ前のストレッチはトレーニング効果を半減させるおそれがあるので注意が必要なのです。
運動前に体をほぐすのは常識だと思っていたけれど…
一体どういうことだろう?と思いますよね。
ストレッチは大まかに「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」の2種類に分けられます。
たとえばヨガのように、一つひとつの筋肉をじっくり伸ばして静止するのが前者…
ラジオ体操のように腕を振るなど、筋肉の伸び縮みを繰り返すのが後者になります。
このうち静的ストレッチに関しては、副交感神経を優位にする作用などがあるため、筋肉が弛緩(しかん)してしまいます。
その結果、筋肉のパフォーマンスが落ちてしまい、筋トレにはマイナスに作用することがあるのです。
筋トレとは高い負荷を与えることで筋肉を損傷、疲労させ、回復によって大きくさせていくもの…
そもそも十分なパフォーマンスが発揮できない状態では、理想的な負荷を与えることができず、トレーニング効果も薄れてしまうと言われています。
ですから静的ストレッチは、筋トレを終えた後にじっくり行う方が良いとされているのです。
これはストレッチによって筋肉が弛緩して血行が促進され、疲労回復を促す効果が得られるためです。
限られた時間の中で少しでも効果的なトレーニングを行うために、ぜひ肝に銘じておきましょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。