素晴らしいリーダーになるには、熱意は大変重要な力となります。
熱意は、その人のバックグラウンドの人生観から生まれます。
人生観をしっかり持ち、やってやろうと熱意を熱く燃やしましょう。
ここでは深い人生観から熱意を生み素晴らしいリーダーを創る…
と題してお話したいと思います。
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より深い人生観から熱意を生み、素晴らしいリーダーを創る
リーダーに求められる資質や能力をあげていくと、たいへんな数になります。
もちろん、それらを具有できたら申し分ないのだが、そのうち不可欠のものを三つあげよといわれたら、何をあげるのでしょうか。
昔の人は、まことに簡潔に「三意」だといっています。
リーダーすなわち指導者に、この三つのうち一つでも欠けると失格だと言います。
その三意とは、熱意・誠意・創意です。これは良いです。わかりやすいです。賛成です。
日本人だけではないが、昔から三という数字は貴い数字で、いろいろなものを三つにまとめる習慣があります。
三種の神器とか三宝とか、出羽三山といったりします。
三意ならすぐに覚えられるし、すぐに実行に移すことができます。
経営の極意は「あたりまえのことをあたりまえに、ただし徹底的に」やることだと教えられたのは、経営の神様といわれた故·松下幸之助です。
リーダーも、このリーダーシップの極意である「三意」を徹底的に実践することによって、すばらしい成長をとげることができるといってよさそうです。
熱意は燃える心、リーダーのやる気です。
その熱意がメンバーの向上心という心のガソリン(人間の持つ根源的エネルギー)に点火し、燃える心、すなわちやる気をもり上げていくのです。
その燃える心がひろがると「燃える職場」となり、たいへんなパワーとなり、大きな成果をあげるものです。
どんな人間でも向上心という神性(または仏性)を持っています。
具体的には、自主性・自発性・積極性・協調性・創造性といった重要な性質です。
したがって、「心への点火は、魂の燃焼によらねばならぬ」といわれるのです。
メンバーの心を一〇〇度で発火させ、燃え上がらせようと思ったら、リーダーの心は三〇〇度以上に高い熱意(やる気)が不可欠です。
そのリーダーの熱意は、その人の人生観から発するものです。
使命感、大志、決意、執念、信仰、理想、思想が熱意となって燃え上がるのです。
希望・夢・ビジョン・ロマンもこの人生観にあたります。
一度しかない大切な人生を、ともにベストに生きようというリーダーの人生観がリーダーシップの根幹にあり、それが熱意となってあらわれるのです。
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