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ビジネスマンにとって「仕事のモチベーション」は成果を出す上で最も大事なものです。
どんなに才能があったとしても、この仕事のモチベーションが低ければ成功や出世も遠のいてしまうことが多いからです。
そこで、ここでは仕事のモチベーションを上げる方法その3と題して、「映画とスポーツと音楽」についてお話したいと思います。
仕事のモチベーションを高める映画
アクションものやヒーローが活躍する映画を観ると主人公に影響されて、自分もヒーローになったように気分が高揚した経験はないでしょうか?
これは、物語に陶酔することで主人公を身近な人物と錯覚し、主人公が有名になったことを自分の栄誉として思い喜ぶ「栄光浴(えいこうよく)」が作用するからなのです。
つまり映画から受ける栄光浴と、誰もが少なからずは持っているナルシシズムを利用して、モチベーションを高めることができるのです。
映画は「ロッキー」のようなヒーローが活躍するアクション映画を鑑賞してみましょう。
そして、活躍するヒーローに自分を置き換えて、会議やプレゼンの時に飛び交う質問や難題を解決し、喝采を浴びているシーンを連想しながら眠りにつくのです。
なぜ寝る前にイメージトレーニングをするかというと、脳への記憶の定着は睡眠中に行われているからです。
これで成功した自分をいつでも思い出せるようになり、自在にモチベーションを高められるというわけですね。
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仕事のモチベーションを高めるスポーツ
モチベーションが下がる原因に自信喪失とストレスがあります。
職場の人間関係やクライアントとの交渉など、うまくいかないと自信をなくしてやる気も失うのです。
自信を失うと職場にいることも辛くなり、ストレスが溜まります。
ストレスは溜まりすぎると脳がオーバヒート状態となり、機能障害を起こして不眠症状を起こしかねません。
だからこそスポーツはこの悪循環を打破して、モチベーションを高める手段として最適なのです。
自信を回復させるには、自尊心を満足させれば良いのです。
それには周囲と比較して自分の能力を判断する「相対評価」という心理作用を利用しましょう。
テニスなどの1対1で行うスポーツだと能力を比較しやすく、勝った時には一気に自尊心が高まります。
また、身体を動かすことでコリがほぐれ、適度な疲労感は熟睡をもたらし、熟睡は脳をクールダウンさせる作用があるため、ストレス発散につながります。
スポーツは、まさに一石二鳥のモチベーションアップ法なのです。
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仕事のモチベーションを高める音楽
シドニーオリンピックの女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが、出走前に大好きな歌手の躍動感のある曲を聴いて、モチベーションを高めていた姿がテレビで紹介されていたことがあります。
アスリートたちが使う音楽によるモチベーションアップの方法を、ビジネスシーンにもとり入れてみてはいかがでしょうか。
例えば翌日に大切な会議や商談がある時、スマホなど携帯用ミュージックプレーヤーに、気分が高揚する音楽を編集して入れておきます。
躍動的な曲の他に、励みになる歌詞の曲も良いでしょう。
これを出勤時などの電車の中で聴いたり、会議前の休憩時間に聴くことで、大事な場面にあわせてモチベーションを比較的簡単に高めることができるというわけです。
この音楽が脳に働きかける効果は、医療分野でも認められています。
ホスピスや心療内科では、精神の安定や、自身が持っている治癒能力を高めるために音楽療法が活用されているのです。
下記に精神安定の測れるα波(アルファ波)が出るとされるクラシックをご紹介しておきたいと思います。
カノン(パッヘルベル)
ホフマンの舟歌
ワルキューレの騎行
朝の歌(マティナータ)
トランペット吹きの子守歌
水上の音楽(ヘンデル)
弦楽のためのアダージョ
G線上のアリア
アヴェ・マリア
波濤を越えて(ローサス)
タイスの瞑想曲(マスネ)
夢のあとに(フォーレ)
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