目次
ビジネスマンにとって「仕事のモチベーション」は成果を出す上で最も大事なものです。
どんなに才能があったとしても、この仕事のモチベーションが低ければ成功や出世も遠のいてしまうことが多いからです。
そこで、ここでは仕事のモチベーションを上げる方法その4と題して、「色彩」についてお話したいと思います。
モチベーションの上がる色
絵に興味がない人でも、美術館や画廊などに飾られている絵画や有名な画家の作品を観て、気分が高揚した経験はないでしょうか?…
絵画を鑑賞して気持ちが高ぶるのは、色彩が関係している場合が多いのです。
田舎の風景を描いた静かな構図の作品でも、一面赤いコスモス畑だったりすると、気持ちが高揚します。
色彩には視覚によって気持ちを刺激し、活力を与える効果があるからです。
特に赤や黄色はモチベーションを高める力がある色として知られています。
例えば、トイレの壁にゴッホの「ひまわり」のポスターや朝焼けの富士山の絵はがきを飾って、出社前に眺めてみましょう。
ひまわりの黄色や朝日の赤が気持ちを高揚させ、一日のやる気につながるはずです。
トイレは、生活行動の中で一番利用頻度の高い場所です…
用が済むまで強制的にその場にいなくてはならないという拘束性と、個室なので邪魔が入らないという安心感から集中力が高まります。
トイレタイムは内面に集中できる、最適な時間だとも言えるでしょう。
Sponsored Links
モチベーションの上がる色彩術
おしゃれな雰囲気のレストランの中には、壁が赤く装飾されているケースが多いものです。
赤は興奮を高めるので、盛り上がるし、何より時間を長く感じさせる効果があります。
これは滞在時間がわずかでもあわただしい感じがせず、客の回転効率を上げやすいからなのです。
この効果はオレンジ、黄も同様で、暖色系と呼ばれる色の特徴になります。
一方で青、水色、白の寒色系には反対の効果があります。
心を落ち着かせてリラックスでき、さらに集中力を高めて時間の経過を短く感じさせる効果を持っているのです。
そこで、デスクの上には寒色系(特に青がGOOD)の小物を置くのがおすすめです。
ファイルやペンケース、マット、パソコンのマウスなど、一つでも青色をとり入れると集中力がグンと高まる可能性があるからです。
さらに、集中力が低下したり、イライラした時にそれを見れば、リラックス効果で気分転換ができるでしょう。
また、同じ色でもビビッド(鮮やか)な方が元気が出ると言われています。
好きな色のビビッドな小物も一つ用意しておくと良いでしょう。
Sponsored Links
モチベーションの上がるネクタイの色
ビジネス用のネクタイと言えばドット(細かい模様という意味)、ストライプ、無地などが定番ですが、毎朝その日の気分に合わせて選びたいものです
「今日はやるぞ!」とモチベーションを高めたいのであれば、エネルギッシュなレッド系でいきましょう。
合コンなら、躍動感を表すオレンジやグリーン系が、自分の魅力をアピールできたりします。
上層部との会議や重要な打ち合わせならば、落ち着いたモスグリーン系にしたり、刺激的な1日にしたいのならば、個性的なバイオレット系もおすすめです。
ビジネスマンであればクレーム処理のために顧客へ謝罪に行くこともあるでしょう。
そんな時は、精神を落ち着かせる効果がある薄いグリーン系や薄いブルー系のネクタイをしていきたいものです。
この時、情熱的なオレンジ系や、興奮するレッド系、バイオレット系のネクタイをしていくと、誠意が伝わらず、相手の怒りが倍増しかねないので、こういった点にも気を配れるビジネスマンを目指しましょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。