なぜ「銀座」のコーヒーは高くても許されるのか?!
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昨今、安い値段でおいしいコーヒーが飲めるカフェやファストフード店が増えています。
そんな中、東京は銀座には、今もコーヒー1杯が1000円以上という喫茶店が珍しくありません。

客の多くも「銀座なのだからしかたない…なんといっても地価が日本一の場所にある喫茶店なのだから…」と納得しているケースが多いように思います。

果たして、この理屈は正しいのでしょうか?…
地価とコーヒー1杯の値段は、それほど密接な関係があるのでしょうか?…

確かに「地価が高い→店子の賃貸料が高い→コーヒーの値段が高い」という図式は成り立ちます。
これはこれで間違いではないでしょう。

ただし、ここにはもう一つ重要なファクターが抜け落ちています。
この図式が成立するためには、さらに「その値段でも納得して払ってくれる客がいる」…
という条件がなければならないからです。

銀座という場所に高い価値を認め、「銀座のコーヒーは高い」ということを受け入れる消費者側の心理があってこそ、1杯1000円のコーヒーが実現するのです。
つまり「銀座なのだから高級なのは当たり前」という消費者心理が大前提になっているというわけですね。

違った見方をすれば、「地価が高いから、銀座のコーヒーは高い」のではなく…
「銀座のコーヒーに1000円を払う客がいるから、地価が高い」ともいえるのです。

ちなみに良く考えてみれば、銀座のコーヒーだからといって高い豆を使っているわけではないでしょう。
豆の値段はおそらく同じかちょっと高いくらいではないでしょうか。

もちろん、水道代もガス代も他の場所と同じです。
コーヒー1杯の原価は、東京の他の場所とさほど変わらないのです。

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