車のブレーキが効かない…事故を起こす前に知っておくべきことは?

走行中に車のブレーキが効かなくなる…
絶体絶命の状況ですが、以下の方法で最悪の事態を避けられるかもしれません。

真っ先に試したいのは、ブレーキペダルのポンピング…
ペダルを踏み込んでは放し、踏み込んでは放しを繰り返すことでブレーキの油圧が上がれば少しは減速できるし、場合によっては完全に止まることもあるでしょう。

道幅があれば目いっぱい両脇まで使って、車を大きく蛇行させるのも手です。
ハンドルを切る際に通常より強く切ることでスピードを殺すことが可能だからです。

ギアを一番下まで落としてエンジンブレーキを使い、同時にサイドブレーキを引くのも効果的…
サイドブレーキはフットブレーキと別系統になっていることが多いので、サイドが使えれば、安全に停止まで持っていくことができます。

ただし、強く引き過ぎてしまうと後輪にロックがかかり車がスピンする恐れがあるので、均等に力をかけながらゆっくり引っ張り続けること…
少しずつスピードを落としていきましょう。

それでも止まらない場合は、広場や上り坂、空き地などを見つけて車を誘導…
ガードレールや木、フェンスなどがあれば、それに車をこすりつけるのも一つの方法です。

行き止まりが目前に迫っているケースなら、「ブートレッガー・リバース」を試みましょう。
サイドブレーキを思いっきり引きながらハンドルを90度一気に切る方法で、これを使えば車は横滑りしながら半回転し、スピードもかなり減速するでしょう。

一番、危険な考えは、対向車にぶつけて止めようとすること…
万が一、崖やガードレールに突っ込むしかなくても、できるだけ下に樹木のある場所を選べば、転落しても数メートル落ちるだけで済む可能性もあります。

いずれにせよ、冷静に車を走行させること…
パニックに陥るのが一番危険なのです。




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