職場にいる自称「できる人」の特徴とその心理とは?!

あなたの職場にやたらと自分のすごさをアピールしてくる上司はいませんか?

聞いてもいないのに、過去の栄光をひけらかす…
自分はとても仕事のできる人間だと思い込み、徹底的に自分のやり方を部下に押し付けようとしてくる…
このような上司は少なくありません。

そしてこういった上司は最終的に何か問題が発生した時に、自分に責任を感じません。
挙げ句の果てに、自分は悪くないと思っていますから、他人に責任をなすりつけます。

このような上司を持ったら大変ですよね。
ここではこのようなタイプの特徴と、なぜそのような態度になってしまうのか…その心理についてお話ししたいと思います。




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職場にいる自称「できる人」の特徴とその心理とは?!


世の中には様々なタイプの上司がいます。

部下には少々厳しくてもビジネスパーソンとして成功するタイプ…
部下の意見も尊重し、周りとの調和を大切にしながら進めていくタイプ…
今までのやり方など全てを否定し、自分のやり方を押し付ける傲慢なタイプ…
このように上司にもいろいろなタイプがいます。

部下は必然的に上司に従ってやり方を変えていかなければなりませんが、ここで部下として困るのは自分のやり方を強引に押し付けてくるタイプの上司です。
このような上司は時として、聞いてもいないのに過去の栄光をひけらかそうとします。

「出身は超一流大学です」
「アメリカでMBAを取得し、ビジネスの基本を一から叩き込まれました」
「本社では巨大プロジェクトのリーダーを任されていました」

高学歴、MBA、本社勤務だったことなど、輝いていた自分をアピールするのは、部下たちに自分が優位に立っていることを示すためです。
そうすることで、自分のやり方を浸透させやすくしているのです。

「MBA仕込み、さらには本社で鍛えられた手腕を持つ自分は、この部署で一番優れた人材。自分より下のあなたたちは、それについてくるのが当然のこと」
このように自分の過去の栄光を振りかざし、部下を押さえつけようとしてきます。

また、新たに着任した上司で、「だからダメだったんだよ」と、過去にやってきたことすべてを否定してくる人がいます。
部下にとっては、それで今まで汗水流して一生懸命やってきたのですから、そんな言い方をされたら反発したくもなるでしょう。

ではなぜ簡単に過去のやり方を全否定するのでしょうか?…
それは他人のせいにする「他責」が関係しています。
この上司が着任後、何か問題が生じたときに、責任をとるのはもちろんこの上司ですね。

しかし、このような上司は自分が悪いということを決して認めません。
前の上司が悪かった、会社のシステムに欠陥があった、ついてこれない部下が無能だった、などと言い張るでしょう。

他者を否定することで「自分のやり方が間違っているわけではない」という責任逃れをしようとしているのです。
この上司も結局は、自分のやり方に自信がないため、他人のせいにしようとしているに過ぎません。

その心理には、「環境の変化に自分が対応できないのではないか?」…
という怯えた不安が常に存在しているからなのです。




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