就職の面接で提出した履歴書…
あなたは間違いなく事実を書いていますか?
少し良く見せようとして、学歴や経歴詐称をしていないでしょうか。
最初はほんの小さな出来心から、履歴書にウソの経歴を書いてしまった…
このウソが会社に発見されてしまった場合はどのような事態を招くのでしょう?
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就職で履歴書を学歴・経歴詐称がバレたらクビ?!
この就職難の時代、どんなにマナーを身につけ、面接官の印象を良くしようと頑張っても、確かに努力が報われないことは多々あります。
履歴書に書く学歴や職歴に、何か一枚乗っけたくなる衝動もムリのないこと…
気持ちはわかります。
しかし、そうした自分の過去の経歴を偽り、それが発覚した場合には、会社による解雇の理由になる可能性があるので気をつけてなければいけません。
裁判例は、その決め手がなければ採用は無かったといえるぐらい「重要な経歴」に限って、ウソをついていた場合には、懲戒解雇の理由として認めています。
「重要な経歴」として代表的なものは、最終学歴です。
高卒や大学中退なのを、大卒、大学院修了と高い方に偽るだけでありません。
逆に「オーバー·クオリファイド」な状況で学歴が高すぎる人が下方へ偽ることも、今では問題になり得ます。
例えば大学院での基礎研究を具体的な仕事に反映できる場面は残念ながら少なく、とりあえず職にありつこうと焦り、企業の一般的な募集条件に合わせて「大卒」などとウソをつく場合です。
他にも、取っていない資格を履歴書の資格欄に書き入れる場合も問題です。
タクシー運転手の志願者が二種免許を持っていなかったりすれば、それ自体が違法行為ですし、そうでなくても、経理職なら簿記、不動産業なら宅建など、採用の決め手となり得る資格を偽れば、解雇の対象となっても仕方ないでしょう。
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