継続力がない人の原因は一人でやろうとしてるから?!

目標ができた時、夢を叶えるためには努力が必要不可欠となります。
そして、その時もっとも重要なことは、決めたことを継続してやれるかどうか…ではないでしょうか。

しかし、多くの人は、なかなか続けることができなくて、途中で断念してしまいます。

このように、継続させるということは、重要であり、とても難しいことでもあります。

ここで一つ言えることは、途中で断念してしまう多くの人は、一人でやろう、としていることにあります。
意思が強く、自分に厳しい人であれば問題ありません。

しかし、意思が弱く、自分に甘いと、すぐに妥協してしまう人が多いでしょう。

そこでお伝えしたいのが、何かを継続しようとする時は、仲間を作ることです。
そのことにより一人でやるよりも継続することができる理由をお話しします。




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継続力がない人の原因は一人でやろうとしてるから?!


冒頭でもお話したように、夢を叶えることが難しい理由に、決めたことをなかなか継続できない、ということが挙げられます。
相当意思の強い人でないと、どこかで必ず甘えが出てきてしまいます。
特に、あなたが自分のことをなまけものだと自覚しているのなら、なおさらそうです。

継続に必要なのは「強制力」であり、しかもそれは自分の外部からくる強制力でないと、なかなか効果がないのです。
そして外部からの強制力として、もっとも有効な手段が「仲間を作る」ことになります。

例えば、ダイエット目的や何かにチャレンジしてみようとした時、ホノルルマラソンに出よう!と目標を掲げたとします。
そして本格的にランニングをしようと決め、週に5回、7時に起きて10km走ろう、とした時、自分の意思が強くないとまず続けることは難しくなります。
自分は意志が弱いと少しでも自覚している人は特に、すぐに妥協してしまうでしょう。

朝起きるのが辛くなってきた…
今日は天気が悪いからやめておこう…
昨日走ったし、今日はまあ走らなくていいか…
など、やめる理由はいくらでも見つかります。

そこで、周りにマラソンに興味があったり、走ることが好きな人がいたら、積極的に誘ってみます。
そして週に5回、朝からみんな一緒に走るわけです。

すると、風が強い日も、ひときわ寒い朝でも、仲間が待っていると思えば出かけることができます。
仲間という「外部の強制力」が働くことで、継続できるわけです。

また、仲間の存在は動機付けを高める効果も持っています。
アメリカの心理学者、アブラハム・マズローの唱えた「欲求段階説」はご存じの方も多いでしょう。
彼は人間の欲求を次の5段階に分類しました。

(1)生理的欲求
(2)安全の欲求
(3)所属と愛の欲求
(4)承認の欲求
(5)自己実現の欲求

仲間たちと同じ目標に取り組むことは、ちょうど「所属と愛の欲求」と「承認の欲求」を満たすものです。

ランニングを始めた当初は苦しかったり、面倒だったりするかもしれませんが、やがて「仲間と一緒にいる」ということ自体が楽しくなってきます(所属と
愛の欲求)。

またその仲間たちから体重が落ちたことを褒められたり、タイムが速くなったと評価されると、さらに喜びが増してきます(承認の欲求)。

そして最終的にはフルマラソンに参加するなど、自己実現の欲求へと向かっていくわけです。

これはダイエット以外、例えば、語学の勉強、資格取得に向けた勉強でも、なんでも同じです。
起業家をめざす人が、同じ夢を持つ仲間を集めて定期的に勉強会を開くというのもいいでしょう。

三日坊主で終わってしまう人の多くは、ここで「意志の弱い自分」を変えようとします。
自分には気合いや根性が足りないと考え、挫折をくり返すたびに自分を責め、なにひとついいことがありません。

続けられるかどうかは、意志の問題ではなく、強制力の問題なのです。

強靱な意志を持った努力家なら話は別でしょうが、そのような人以外は意志の力などに頼るべきではありません。

それよりも、いかにして外部の強制力をうまく設定・活用するかに目を向けるべきです。

実際、過去に何度もダイエットに挫折してきた人が仲間を作ることによって、減量に成功した人もいます。
もちろんみんな楽しみながらやっていますので、ストレスもありません。

あなたもぜひ、何か継続してやりたいと思ったら、一人でやろうとせず、まずは仲間を作ることから始めましょう。




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