LOCUST(超小型銭湯ドローン)がイナゴのように空を覆う?!
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これからの戦争では、イナゴのような小型戦闘ドローンが空を覆い尽くし、蝗害(こうがい:イナゴやバッタが大量発生して起こる災害)によって農作物が食べ尽くされてしまうかのように、空爆によって戦場を荒れ野原に変えてしまうかもしれません。

2015年、アメリカ海軍研究局は未来の軍事ドローンシステムを開発していることを公表し、Low Cost UAV Swarming Technology(低コストでドローンを大量発生させる技術)という言葉の頭文字をとって「LOCUST」と命名したことを明らかにしました。
ちなみに、LOCUSTを日本語に翻訳するとイナゴになります。

LOCUSTはイナゴ型というわけでなく、戦場に向けて大量に打ち上げられる使い捨てミサイルのようなものなのです。
このミサイルには翼とプロペラが折りたたまれた、さらに小型の「コヨーテ」と呼ばれるドローンが最大30機搭載される予定で、LOCUSTが目的地に到達すると、まさに蝗害のように大量の小型ドローンが一斉に発射される仕組みになっています。

LOCUSTから発射された重量6キロにも満たないコヨーテは、翼を広げて飛行し、最大時速140キロのスピードで自律的に移動することができるといいます。
そして、飛行形態に変わった小型ドローンは自ら敵に攻撃を加えたり、敵をライトで照らし出して逃げ場所を封じるなどのミッションをこなすことができるとされています。

アメリカ海軍研究局でLOCUSTの開発指揮を行った研究者は、「このレベルで自律的に航行するドローンの大群など今まで存在しなかった」とその成果に自信をのぞかせています。
もし、このドローンシステムが確立されれば、戦場に赴(おもむ)かなければならない兵士の数も劇的に減り、戦闘によってもたらされる多くの危険や障害、様々なリスクを回避することができるでしょう。

例えば100機のLOCUSTが打ち上げられたとすると、戦場の上空には約3000のコヨーテが群れをなすことになります…
これら一機一機に全て対処するには大変な労力がかかるため、敵軍は大きな混乱に陥るに違いないからです。

しかも、LOCUSTは戦闘機1機分の資金で数百機を製造できると言われているので、大量生産・大量消費するのも可能なのです。
つまり、このドローンシステムは、戦争そのものの形を大きく変えてしまうかもしれないということです。




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