横柄な警察官の職務質問にはこう対応するのがベスト?!

2017年5月25日、人気アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田中聖容疑者が、大麻を所持していたとして東京・渋谷区で現行犯逮捕されました。
この事件はご存知の方も多いはず。

警視庁の発表によると、パトロール中の警察官が田中容疑者の運手する黒のワンボックスカーとすれ違った際、車が急に速度を上げたため停止するよう指示…
路上で職務質問を行った上で車内を点検すると、乾燥大麻が発見されたのだといいます。

不審な行動を見逃さなかった警官のお手柄sですが、実はこうした職質によって逮捕につながるケースは極めて希なのです。
2016年に警察庁が発表した「警察庁平成27年の犯罪」によれば、全国の地域警察官(いわゆる交番のお巡りさん)13万9千人に対し、職質による検挙件数は3万5千334件…
1人の地域警察官が年間を通じて職質で犯罪を検挙するのは1件にも満たないという結果が明らかになりました。

逆に言えば、何の罪も無い多くの国民が、ただ怪しいというだけで職質に遭っているのです。
この背景にあるのが、実は地域警察官には、所属する警察署ごとに職質のノルマが課せられているからです。

不審者を見つけ声をかける…
それが逮捕につながらなくとも、職質の数をこなすことが警官としての評価となるのです。

ただし、職質はあくまで任意…
声をかけられた側に協力する意志が無ければ断ってもいいはずです。

けれども、それはあくまで建前…
警官はこう言ってくるでしょう。
「なんで断るの?怪しいことが無ければ協力してくださいよ。そんなに拒まれたら、疑われても仕方ないじゃないの」と。

ここで断固拒否したら、ますます怪しまれ、応援の警官を呼ばれた上、やれカバンの中を見せろ、ポケットを確認させてくれだの言ってくるでしょう。
抵抗して、警官の体に触れようものなら場合によっては公務執行妨害で逮捕されてしまうことさえあります。

警官の職質に抵抗するのは無駄なのです。
しかし、その横柄な態度はとても納得できないときもあります。

そこでこちらが取るべき行動は、まず「これは職務質問ですか?任意ですね?」と確認すること…
警官は自ら「任意」とは決して口にしないので、それを言わせることで抑制するのです。

そして、警察手帳の提示を求め、警察官の所属階級・氏名を確認、合わせて職質の理由も明確に聞き出しましょう。
さらには、できれば一連のやり取りをスマホで撮影するか録音しておきたいところです。

ここまで冷静な対応はとても無理という方は、とっておきの方法があります。
警官に声をかけられたら「はいどうぞ」とバンザイするのです。
これは身の潔白を主張するだけでなく、善良な市民が警官に威圧されていることを周囲にアピールすれば、彼らは意外にあっさり引き下がることがあるからです。




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