トイレ詰まりは緊急の場合すぐに業者を呼ぶしかないの?

トイレ詰まり…
まだ経験がない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これは予期せぬ時に突然起こります。

用を足した後、突然詰まったら…
あなたならどうしますか?

突然の出来事に焦り慌ててしまい、自分では対処ができないと思い、業者を呼ぶしか方法はない!と思っていませんか?

昼間ならまだしも、夜中の場合は特にそのように思ってしまうかもしれません。
お金に余裕のある方なら問題ないかもしれませんが、そうでなければ後々痛い目を見るかもしれません。

では、どうしたらいいのでしょうか?




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トイレ詰まりは緊急の場合すぐに業者を呼ぶしかないの?


この話はある方の実体験です。

深夜12時、便意を催しトイレで用を足したところ、いくらやってもなぜか洗浄用の水が流れません。
その家では十数年も暮らしててで初の体験です。

たまたまその時調子が悪かっただけなんだろうな…と軽く考えていたそうです。
時間を置いてもう一度試せば洗浄されるに違いない、と。

そして1時間ほど待って確認すると、水位が少し下がっています。
もちろん、便は浮いたままです。

臭いも耐えられないし、早く流れてほしい!と思い、改めてレバーを引きます。
ジュボジュボジュボ…
便器が鈍い音を立て水が出てきました。

よし、やっと流れる!といった期待とは裏腹に流れる気配はゼロ…
それどころか水位が上がり、今にも床にこぼれ落ちそうなのです。
こうなってしまったらとても焦りますよね。

その人がまず、浮かんだのはよく薬局などで見る「すっぽん」=ラバーカップです。
あれを使えば、すぐに問題は解決するはずです。

しかし、トイレが詰まった経験が一度も無いから、すっぽんを用意しているはずがありません。
だからといって、この深夜に購入できそうな店が開いてるわけもありません。

窮地に陥り考えたのは…あとは選択肢は1つしかありません。
業者を呼ぼう…と。

「トイレ詰まり24時間」で検索すると、数件の業者がヒットします。
業者の電話番号も一緒に記載されているマグネット状のものもよくポストに入っているのをみたことがある方もいるかと思います。
片っ端から電話をかけます。

どこも丁寧な対応ですが、一番知りたい肝心の作業料金には明確な答えが返ってきません。
というより、こんなこと今まで経験がないのでそもそも相場がわかりません。

「実際に確認しないとわかりませんが、簡単に済めば基本料金と合わせて1万円程度でしょうか」とのこと…

30分程度で作業員を派遣できるというのです。
その方は1万円が高いか安いか判断しかねていましたが、感覚としては許容範囲だったので、悩んでる時間もないしすぐに来てくれるよう仕事を依頼しました。

そして中年の男性作業員が仕事道具一式を手に部屋を訪れました。

さっそく中を確認してもらうと、作業員は冷静にこう言ったそうです。
「薬品を使って直った場合は基本料金5千円と作業代8千円で1万3千円ですが、直らなくてもこの代金は頂くことになりますが、よろしいですか?」と。

嫌な予感を覚えつつも「お願いします」と言うしかありません。
そして、その嫌な予感は的中し、15分ほど薬を使っても事態は改善しませんでした。

作業員から非情な言葉が発せられます。
「次に吸引で試すやり方がありますが、こちらは3万円。それでも直らない場合は便器自体を取り替えますが代金は5万円ちょいかかります。作業を続けるかどうかはお客さんの判断にお任せします。どうされます?」と。

このような業者ではよくあることですが、完全に足下を見られています。
深夜に緊急事態…
客は無知…
しかも、すでに1万3千円の支払いは必須です。

しかし他に手はなくどうしようもないので観念するように、作業続行を告げました。
吸引でつまりは解消したものの、代金は4万3千200円となりました。
絶望的な気分でクレジットカードを差し出したそうです。

後日、知り合いに事のしだいを報告したら、完全にバカにされたそうです。
ラバーカップで間違いなく問題は解決した。
なぜ、そんなことも知らないのか、と。

改めて、こみあげる悔いの念。
無知ほど怖いものはありません。
もう二度と同じ過ちは繰り返さない、とアマゾンで買った2千円のラバーカップが届いたのは、それから数日後のことです。




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