広島東洋カープ設立に「CIAのスパイ」が深く関わっていた件

「赤ヘル軍団」の通称で親しまれ、平成28年(2016年)に25年ぶり、7度目のセントラルリーグ優勝を果たした広島東洋カープ…
会社名は「株式会社広島東洋カープ」となります。

この球団の設立に、アメリカのCIA(中央情報局)のスパイの裏工作があったことが、アメリカ国立公文書館保管の外交機密文書公開によって明らかになりました。

太平洋戦争終結後、日本を反共産主義の防波堤にしようと考えたアメリカは、日本の文化をアメリカナイズすることで反米感情の高まりを抑えようと画策しました。

この中で重要な役割を果たしたのが、メディアとスポーツの浸透だったのです。
とりわけCIAが力を入れたのは、広島に野球の球団を設立することでした。

広島はアメリカによる原子爆弾投下で焼け野原になった経緯があり、潜在的にアメリカへの反感が激しい…
この広島に親米感情を抱かせれば、日本全体の反米感情も抑えられ、日本が反共の防波堤として機能すると考えたのです。

こうして昭和25年(1950年)に球団・広島カープが設立…
昭和43年(1968年)に広島東洋カープへ球団名を変更されました。
広島に野球文化が定着し、CIAの狙い通り、広島の反米感情は大きく和らげられたのです。

ちなみに、ここで暗躍したスパイのコードネームは「ポダム」でした。
実名は正力松太郎(しょうりきまつたろう)で、政治家であり元読売新聞社社長であり日本テレビ初代社長だったとされています。

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