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大学生のときと比べて、彼女と会う頻度(回数)が少なくなったな…
そう感じている社会人も多いのではないでしょうか。
そもそも社会人なら彼女と会う頻度は少なくなってもしょうがない?…
そんな風に考えているかもしれませんね。
どうしても「男は仕事が第一」…
恋愛や家庭は二の次になってしまいますから。
しかし、もし今、付き合っている彼女と結婚を考えているのであれば…
彼女と会う頻度が減ってしまうのは、あまり良くないかもしれません。
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彼女と会う頻度(回数)はやっぱり増やした方がいい?!
たとえば片思いの相手を振り向かせたいけれど、自分から告白する勇気はない…
彼女の気持ちを自分に引き留めておきたい…
そんな人におすすめの方法があります。
それは、とにかく何度も相手と顔を合わせるようにするのです。
たとえば同じクラスや職場で毎日顔を合わせている人をいつの間にか好きになっていたとか、定期的に訪れていた病院や店のスタッフに恋心を抱くとかそんな経験は誰にでもあるでしょう。
人は接している頻度が高ければ高いほど、その人のことを好きになる可能性も高くなるのです。
これを「単純接触の原理」といいます。
この原理を証明したのは、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスの行った実験です。
彼は、大学の卒業アルバムから抜き取った10枚の女性の顔写真を、目的を知らない協力者に、1回、2回、5回、10回、25回と回数を変えて繰り返し見せました。
その結果、見せた回数の多い写真の女性ほど、好感度が高くなる結果が出たのです。
恋にはひと目惚れというものがありますが、それは稀なもの…
たいていの場合、繰り返し顔を合わせるうちに、だんだんとその人が心に沁み入っていくものです。
「単純接触の原理」とは、そういうことなのです。
この原理を応用すれば、社会人になり長時間は会えないとしても、なるべく会う頻度(回数)を増やしていけば彼女との距離も縮まるはずです。
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彼女との物理的な距離が大切?!
また「単純接触の原理」と同じような影響が配偶者を決める場合にも働きます。
アメリカの心理学者ボッサードが、5000組の夫婦が、結婚前に住んでいた地域を調べたところ都市部ではその60%以上が同じ市内に、そして25%が同じブロック内に住んでいたことがわかりました。
この調査から、近所に住んでいる人との方が、より結ばれる確率が高いということがわかります。
これを「ボッサードの法則」といいます。
恋愛の相手を選ぶばかりでなく、結婚の相手も近くにいる人を選ぶ確率が高い…
というのが、この調査からわかります。
近くに住んでいるということは、当然顔を合わせる回数も多くなります。
相手が辛いときやピンチのときに、すぐに駆けつけることも難しくはありません。
そうした日常での物理的に濃密な行き来が、心のつながりもいっそう強くしていくのです。
それが恋愛から結婚に至る有効なプロセスとなっていきます。
もちろん、遠距離恋愛がまったく実らない…
というわけではありませんが、彼女との物理的距離が離れていると、どうしても直接的な接触は少なくなってしまいます。
それが心の距離を広げてしまうことも少なからずあるのです。
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