「お掃除ロボット」の意外な危険性とこれからを考えてみた件
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近年、私たちの暮らしの中で増加の一途をたどる人間がコントローラで操作することなしに、自分で様々なことを判断して行動する「自律型ロボット」…
まさにドラえもんやターミネーターのような高度な人工知能と身体機能を備えたロボットの完成にはまだ時間がかかりそうですが、もっと低機能の自律型ロボットなら、すでに私たちの生活に浸透しつつあります。

その代表格が、「お掃除ロボット」です。
丸い形をしたロボットが床を這い回り、センサーがゴミを検知するとそれを吸い込むというもの…
ご存知の方も多いでしょう。

世界で初めて市販されたお掃除ロボットは、2001年発売のスウェーデンのエレクトロラックス社製「トリロバイト」…
お掃除ロボットは欧州生まれなのです。
その後も続々と欧米の家電メーカーが掃除用ロボットの製品化に取り組み、アメリカ合衆国のベンチャー企業iRobot社がお掃除ロボット「Roomba (ルンバ)」を市場に送り込むと、日本でもお掃除ロボットが普及するようになり、2013年までに全世界で800万台以上の売上を誇る大ヒット商品となりました。

最近のお掃除ロボットは、数十のセンサーと人工知能が搭載されているため、人による指示や操作なしに自動で部屋の床を隅から隅まできれいに掃除してくれるだけでなく、センサーによって段差を感知して回避したり、逆にわずかな段差なら乗り越えて移動したり、作業が終われば自動的に充電ポイントまで帰還するなど、目をみはるような機能を持ったものへと進化してきています。

ところが、この便利なお掃除ロボットが、人間に襲いかかる事件が発生したことがあるのです…
事件が起きたのは、2015年2月、韓国でのこと。

ある日女性が、お掃除ロボットは掃除をさせながら床で眠ってしまったときに事件は起きました。
自分の仕事をこなしていたお掃除ロボットが、何とその女性の髪の毛を「ゴミ」と認識して襲撃してきたのです。

髪の毛を「ゴミ」だと思い込んでしまったお掃除ロボットは自分の職務を遂行するため、女性の髪の毛をものすごい勢いで吸引…
女性の髪はロボットの内部で複雑に絡まり、激痛に見舞われた女性はロボットを頭から引きはがそうとするも自力では何ともできず、消防隊員が出動する騒ぎにまで発展しました。

消防隊員の必死の救助のおかげで、無事お掃除ロボットを女性の頭から引きはがすことに成功したといいますが、笑い話なようで、実は「自律型ロボットの恐怖」の一端を垣間見せてもいるのです。

人間のコントロールなしに動く自律型ロボットに何か「不備」があった場合、日常のふとした瞬間に彼らから襲いかかられるということがあるかもしれないのです。
そのとき、あなたが警察や消防に通報できない状態だったらと考える、ちょっととゾッとしてしまいますよね…

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