世界地図に描かれている「国の大きさ」は全然と違う件

地球上を1つの共同体とみなし、世界の一体化するという思想…
それが「グローバリズム」です。

グローバリズムという言葉が一般的になり、ビジネスも日常生活も、地球規模で物事を考えるようになった今日…
「世界地図」を目にする機会は飛躍的に増えたことでしょう。
しかし、この「世界地図」には大きな間違いがあることをご存じでしょうか。

私たちが日常的に目にする世界地図は、上を北として、真ん中に日本、右に南北アメリカ大陸、左にユーラシアおよびアフリカ大陸が配置されています。
これは、1569年にベルギーの地理学者ゲラルドゥス・メルカトルが発表した「メルカトル図法」で描かれたものです。

「メルカトル図法」の一番の利点は、地球上のあらゆる地点の角度が正確に表示できるため、羅針盤を使った航海に適していることなのです。
その反面、球形の地球を長方形の平面に置き換えているため、陸地の大きさを均等に表現することができないのです。
具体的には、赤道から離れて南北の極点に近くなるほど、実際の陸地よりも面積が大きくなるのです。

例えば、北極点に近いグリーンランドは、地図上では大きく描かれているが、本当の面積はアメリカ合衆国の1/4にも満たないのです。
地図の下部全体を覆い尽くす南極大陸も、実はブラジルの1.5倍程度の大きさしかありません。

地図を鵜呑みにして海外に出掛けると、思ったよりも小さくて拍子抜け…
なんてことになりかねないのです。




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