突然の契約内容の変更には契約書を結び直す必要あるのか?

急に契約の内容変更を求められた場合はどのように対応しなければいけないのか?…
契約書は再度結び直した方がいいのでしょうか?…

こちらに関しては、契約は基本的に有効ですが、話し合いの上で変更すべきです。
また、変更の場合は、面倒でも再度、契約書を交わすべきです。
万が一、トラブルになったら専門家に相談しましょう。




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突然の契約内容の変更には契約書を結び直す必要あり?


契約を結んでひと段落と思っていたところ、先方から契約内容の変更を求められてしまった。
事前の打ち合わせをしっかりとしていれば起こりづらいですが、飲みの席での話し合いから発展した口約束の場合や、あわてて交わした契約書の場合このような事柄は非常によくあることです。

一般的に商慣習や当事者の解釈から、簡単な変更が行われた場合は承諾があったものとみなされる可能性が高いです。
このような場合変更の契約書を結びなおすのが面倒ということで当事者同士の口約束や暗黙の了解になりがちです。
ですが、このように書面に交していない部分が一番トラブルになりやすいのです。

面倒とはいえ、契約書を変更することで対応しましょう。
普通の契約書ならば、変更に関する条項があり、それに基づいて結びなおせばいらぬトラブルも回避できす。

ただし、その契約変更があまりにも会社の不利益になる場合は、違った問題となります。
変更の口約束をしたところ、履行された内容があまりにも会社の不利益になる場合、詐欺にあたる可能性もでてきます。

また、詐欺にあたらないとしても最初の契約締結時よりも不利益になる変更を求められた場合は、契約者同士の信義則上の付随的義務違反になる可能性
があります。

このように変更内容にも納得がいかず、さらには法律的にも問題があるような変更の場合は、契約の無効の主張や取消、または解除をするべきです。

トラブルが大きくなった場合は個人で判断せずに、会社の法務部や弁護士に相談するなどして、早めに解決を図りましょう。

契約内容の変更対応

⇨当事者同士の口約束や暗黙の了解場合→トラブルに!
⇨条件に基づいて契約書を結び直す場合→トラブル回避!
⇨法的にも問題あるような変更だった場合→契約の取り消し!

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