暴力団やヤンキーの車に追突事故を起こしてしまったら?

運転中、ついうっかりで信号待ちの車にぶつけてしまった…
そんなことも長い人生の中で、起きてしまうかもしれません。

通常であれば、警察を呼んで…
と思っていたら、追突してしまった車の中からいかつい男が数人降りてきました。

見るからにカタギではない様子…
車を確認したらセルシオで、もはやその筋の方であることは明らか…
途端に鼓動が高鳴り、冷や汗が流れ、ガクブル状態に。
俺、どうなっちまうんだ?…と頭の中はパニックなってしまいます。

この場合は、追突した側の100%の過失となります。
過失相殺がない以上、発生した損害は全て加害者側が賠償しなければなりません。

通常なら警察に連絡した上で、保険会社に処理を依頼するところですが、相手がたちの悪いチンピラやヤンキーの場合、ビビりまくるあなたを恫喝し、少しでも多くの金をせしめようとしてくるかもしれません。

追突した相手が素人では無いとわかったら、まずは丁寧に謝罪し、速攻で警察を呼ぶことが重要です。
恐怖のあまり、相手の言いなりになってしまいそうなところをぐっと我慢し、まずは110番通報…
彼らは警察が介入することを極端に嫌うことを知っておきましょう。

とはいえ、警察は「民事不介入」なので、示談交渉には関知しません。
あくまで、彼らの恫喝を少しでも抑制させるための存在でしかないないのです。

相手が具体的な金額を提示してきて、想像以上に少なかったとします…
しかし「その程度なら…」と支払いに応じてはいけません。

いったん示談交渉に乗ってしまうと、後日言いがかりを付けられ、さらに多くの金額を要求される可能性があるからです。
金銭の授受はもちろん、一筆書いたり、口頭での合意も厳禁…
職業を聞かれても答える必要はありません。
相手はあなたの情報を入手し、どの程度巻き上げられるか査定しているのです。

取るべき対応は一つ…
その場での示談には一切乗らず「申し訳ありません。誠意を持って対応させていただきます。あとは保険会社に依頼し、代理人を通じて連絡させていただきます」と冷静に言えばいいのです。

どんなに脅されても「法律に則って処理させていただきます」と毅然とした態度を取るべし!…
保険会社は、この手のトラブルにも慣れています。
あくまで専門家に解決を委ねるのが得策なのです。




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