モテる男・いい男になるには、いくら顔が良くても、背が高くても、基本的なことができていないと、いい男とは決して呼べません。
その基本的なこととは・・・「マナーを守る」ということです。
客観的に自分のことを振り返ってみてください。
もしあまりマナーを守れていない、と思う節があるのであれば、心持ちを変えないといい女にモテることは決してありません。
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モテる男になるにはまずマナーを守れる男が絶対条件だ
ある方の話をしましょう。
その方は以前、日韓共催サッカー・ワールドカップの試合を宮城スタジアムまで観戦に行きました。
東北地方という場所柄を考慮しても、かなり肌寒い日でした。
試合が終了すると、仙台行きのバスに殺到した観客で、バスターミナルは大混雑になり、地下鉄のホームに到着したサポーターたちは、みんな疲労困憊していました。
列車の席は、ほとんどサポーターが占めていました。
そのとき、同じ車両に赤ちゃんを連れた女の人が乗ってきました。
すると、座席にかけていたアルゼンチンのサポーターたちが、さっと立ち上がって席を譲ったのです。
私は立ちながらその光景を眺めていたが、実は立っていられないほど足が痛かった。
譲った彼らも立ちっぱなしの応援で疲れ、本当は座っていたかったはずです。
なのに、立ち上がって、席を譲ったのです。
男らしい優しさではありませんか。
モテる男は、いつどんなときでも、弱い者に優しくマナーを守っているものです。
若い女性の前でだけ優しくしても、すぐに化けの皮が剥がれます。
彼女の荷物を持つことが優しさではありません。
本当に重い荷物を持っていたら、男の力で助けてあげるのが当たり前だが、ハンドバッグまで持つ必要はまったくありません。
それではまるで、芸能人の付き人です。
またそういう男が多いから、若い女がつけ上がるのです。
男の優しさは、女性がジワッと感じる程度がかっこいいのです。
彼女があとになって、「あのときは優しかった」と思い出せる程度のさりげない優しさです。
たとえば居酒屋に入ったら、酔っ払いのいないほうに座らせる。
道では、男が車道側を歩く。
ハイヒールで歩かせたら、すぐにカフェで休ませる。
わがままはきちんと注意する。
家に送れない関係のうちは、あまり酔わせない。
恋人ではない女の子の髪の毛や服に煙草の臭いをつけない。
列車やレストランでは奥の席に座らせる。
混雑する列車内で、席がひとつしかなければ女の子を座らせる。
逃げ場のないラブホテルではなく、シティホテルに誘う。
男の優しさは作られたものと、生まれついてのものがある。
厳しい言い方だが、生まれつきの優しさは、作られた優しさにはかないません。
その才能がない男は、優しさを癖にするしかありません。
女性に対してだけではなく、子供にも老人にも町にも自然にも優しくしていれば、自然と身についてきます。
「ゴミを捨てるな」と書かれている場所に、車でゴミを捨てにいく男がいます。
道路の一角や海の近くに多い。
そして、ゴミを捨てる男たちは注意をしにきた地元の人たちに食ってかかります。
サッカーの日本代表サポーターは、自主的にゴミを持って帰ります。
しかし、競馬ファンは競馬場に捨てて帰ります。
人間としてのレベルがかなり違うと思わないでしょうか。
町や自然をきれいにするという心がけは、女性や子供に優しく接する気持ちにつながっていきます。
車を運転していると、前を走っている車から、煙草や空き缶が飛んでくることがあります。
そんなことをしている男がモテるでしょうか。
きっと同じように、町にゴミを捨てても平気な女性とつきあっているのでしょう。
煙草を車から外に投げ捨てる女性は少ないだろうから、それをしている男は、よほどのことがないとつきあえる女性に巡り合わないことになります。
マナーが優しさとなんの関係があるのかですって?
マナーを守っている男は、優しく見えるのです。
電車の中で、携帯電話を使い大声で話している男が優しい人に見えるでしょうか。
とにかく意地悪な男で、どうにも彼女ができない男がいます。
本人は、彼女ができなくて悩んでいるが、作るなら同じく電車内で携帯でおしゃべりをしている女子高生でも狙うしかないでしょう。
マナーを守れない人間は、同類としかつきあえないのです。
また、女性を励ますのも男の務めです。
男は、母性の強い女性から励まされるばかりで、意外と女性を励ましません。
もっと器量の大きな男にならないとだめです。
女性は夢をすぐにあきらめてしまいます。
入れ知恵をする保守的な友達に影響されて、夢を持って生きることを放棄したりします。
だが、男なら夢を追う大切さ、重要性をよく理解できるはずです。
結婚したいと思って口説いている女性が、結婚はしばらくできそうもない大きな夢を持っていても、いじけずにその女の子の夢を応援する必要があります。
病気に神経質な女性は多いです。
病気に対して怖がりで、病院へ行くのも嫌いという人も多いです。
そんなときは、あなたが医師にならなければなりません。
『家庭の医学』くらい持っていなければならないし、市販の薬が効かなければ、引きずってでも病院に連れていく必要があります。
そして、もしどんなに重い病気にかかっていたとしも、「大丈夫だ、大丈夫だ」と力強く励まし続けるのです。
父親が母親化し、父権は家庭から消えました。
父性をなくしてしまっている男たちは、女性に優しくするのが苦手です。
とくに子供がいない人は、弱い者をどう扱っていいのかわらなくなることがあります。
厳しくするべきなのか。
かわいがっていればいいのか。
抱いていればいいのか。
わからなくなったら、街に出てマナーを守ることを心がければ良いでしょう。
街は男たちが作った世界です。
女性や子供にとって、つらい構造になっています。
その中で、マナーを守っていれば、自然と男の優しさがわかり、身についてきます。
それを見ている女性がいます。そしてあなたに目を向けるというわけです。
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